庭からの贈り物
きょうから7月。という日。
「しとしと雨の中、お寺めぐりもいいんじゃない。」そんな鎌倉を、ずっ〜と前から楽しみにしていたのに、いったい梅雨はどこへ??
かんかん照りの中、日傘をさしてぶらぶら。というか、即ランチ!でした。
食後。「この陽射しでは、あじさいもかわいそうねぇ。。」な〜んて、木陰をもとめて、閑静な住宅を眺めながら歩いていると・・・茂みの中から女性の声。
可愛い咲き方でしょう? 似合わない名前なんですよ『おたふく』というの。
これは『十二単』。八重咲きで、はじめは黄緑。だんだん紫へと、十二ひとえのように色が重なって咲くのよ。。。
趣きのある初夏のお庭に招かれて、奥の深いあじさいの魅力を、いろいろと教えていただきました。
ぱちぱち切って、無造作に新聞紙に包んでくださるものだから・・・心配で、めずらしくお茶も飲まずに、いそいそと電車に。
帰るなり、水揚して、ひと安心。 思わぬ出会いに、じんわ〜り癒された一日でした。
きっと今頃。友達も同じことをして、同じ思いをしていることでしょう。