春を食べに、草餅
子供のころは ”おいしい” とは思わなかった野草の味。大人になるとわかるんですね。
『つくしがでたわよ〜』の一声で、叔母の家へ行ってきました。
叔母は母の妹で、鎌倉に近い横浜に住んでいます。
敷地に栗やみかん、サクランボ、竹の子などの他、あらゆる野草が育ち、自然にあふれた暮らし方をしています。
料理も素朴で懐かしく、それが食べたくて、親戚中がよくあつまります。
”つくし”の天ぷら、”菜の花”の辛し和え、”のびる”の酢みそ和え、”セリ”の胡麻和え。
メインは 草餅 ↑↑
今日は、二人の姉妹が元気なうちに、と、作り方を習いました。
摘みたてのヨモギの新芽を使います(そういえば、別名・餅草ですものね)
1、柔らかい葉300g位を、重曹小さじ2ほど入れた、たっぷりな湯でゆで上げ、水にさらしてアク抜きをします( 茹で汁は染めにつかえますよ )
2、絞った葉を、当たり鉢でよくすりつぶす。
3、上新粉660g・だんごの粉200g位を混ぜて、お湯を加えてよく練る。
5、熱いうちに擦りつぶした葉とよく混ぜ合わせ、手にお湯をつけながら、団子に丸めて、出来上がり。
この分量で、60個は丸めたでしょうか。普通の家庭でしたら3分の一の材料で十分です。
ヨモギの新芽をみつけたら、お試しください。
大きくなりすぎたヨモギをみつけたら、染めてみてください。