日本広告写真大賞
ノーベル賞授与式、いよいよですね。
スウェーデンだけでなく、日本も、年の瀬はアワードが目白押し。すっぴん大賞なんていうのもありました。
広告業界にもあるんですよ。
夫が撮った写真↓↓ ”APAアワード2015” に入選しました!!
電通が制作した、集英社の年頭広告です。
新生な元旦に、新聞を開くと、天国にいるはずの18代目・中村勘三郎がデカデカと現れる、、と、 話題になりました。
このほど、日本広告写真家協会から、心を強く動かした絵。ということで選ばれ、『年鑑 日本の広告写真2015』に収められることになりました。
やめろよ! 夫は言いますけど、、、
私、ノーベル物理学賞をとった三人の教授の奥さまの気持ち。わかります。
本人より、嬉しいのよね。 ここにくるまでの、道のりを知っているから
広告に使われた写真は、↑この写真集(文芸春秋刊)の中の一枚。
夫が、勘九郎さん(襲名前)の楽屋を訪ねて10数年。ライフワークと言いながら、お人柄にひかれて、四国の金比羅歌舞伎やニューヨーク公演など、どこにまでも付いて行き、撮り続けていたこと。
勘三郎さんも文句も言わず、夫の前でくつろいでいたこと。
「お互い、長生きしようよ!」って言ってたのに。。思いもかけない、勘三郎さんの早逝。
とうとう、関容子さんが綴ったこの一冊が、語り部になりました。
正直、歌舞伎に興味のない私でも、勘三郎さんエピソードは温かくて、おかしくて、時々めくっては ”クスっ” としています。
そういえば、 夫の ”クスっ”が、一つ。
数年前、韓国の出版社が、夫のスタジオに通い詰めて、廬山人の器に”辻留”さんの日本料理を盛りつける撮影をたくさんしました。
いざ、本が出来上がると、韓国語が読めない。
出版パーティー? ソウルで? だめだよ、話せないもん。
未だに、理解できてない一冊です。
そうだわ! ソウルからレッスンにみえるtamaeさんに読んでもらいましょ。