ヨモギの緑染め
庭にいると、つい、時間を忘れてしまいます。
そろそろ、梅雨入りでしょうか? バラが終わりかけています。
切り戻した枝や葉を使って、染めものができる季節。
これからの時期にぴったりな『緑染め』をしました。
先に、出来上がりをご覧ください。
ヨモギの葉を、スカーフの5倍量(100g) 使いました。
白いシルクコットンのスカーフは、先に銅媒染しておきます。
1、ヨモギは細かく切って、隠れるくらいの水で30分煮出し、黄色味を追い出します。
濾して、もう1回繰り返します。
ハーブ染めなら、この煮出し液でアルミで黄色。鉄でグレーに染めますが、今回は捨てて
濾しかすのような、ヨモギ葉👇を使います。
2、水1Lに対して炭酸カリウム1gを溶かして、アルカリ水を作り、その中で30分煮出し、濾します。2回繰り返して、スカーフが泳ぐ量の染め液を作ります(液が緑色になっていれば染まります)
3、80%酢酸1に対して水7の割合で薄めた、酢水を作り
染め液に少しずつ加え
PH試験紙で様子を見ながら、6,5〜7になるよう調整します。
火にかけて温めて、銅媒染したスカーフを入れて
80℃になったら火を止めます。30分Keep。
その間よくかき混ぜます。
その後、水洗い⇨脱水⇨酸払い⇨水洗い⇨脱水⇨乾燥
緑色に染まるのは、ヨモギ(キク科)の他、銅媒染で淡緑に染まる植物が目安になります。
色素をアルカリ抽出して、酸で中和させてから染めるという方法です。
なんか、紅花染めを思い出します。。
ご要望があったのに、レッスンできなくてごめんなさ〜い。
またの機会を楽しみにしています。