9月の藍

今月は記録的に雨が多く、日照時間がたった25%だったとか。。

55年ぶりのことだそうです。(生まれてました?)

今日も、蒸し暑いですね。

767  768

ここは海に降りる小道、いまだにツユ草が元気です。

 

9月はじめ、藍は順調でした。

img_3648

プランターだから、2番藍は葉が小さいけれど、、。

765  764

ちゃんと染まりました。 手前がシルク、奥が綿のコースター。

 

それから関東地方は、降ったり止んだり、じめじめ感マックスでした。

760 762

761 744

すっかり花が、、、

769 770

葉っぱに穴を開ける犯人もバッチリ!  どこまで、食べる気なんでしょう。

かといって、殺虫剤使いたくないし・・・

ベランダのマルバユーカリは、

766

水分を多くとりすぎて、根腐れしてます。

こんな年もあるんですねぇ。

この悪天候で藍を育ててくださっている皆さん、ありがとうございます!

 

久しぶりにアロマランプを焚いています。

755

758

穏やかな、いい香り。。。

いつも、こんな爽やかな気持ちでいたいです。

トルコの伝統手芸

この夏から、『草木染めの型染め』と『有松絞り』を学んでいます。

和風が苦手な私が、ずっと避けてきた日本の伝統工芸。

今日は、わくわくと明日の授業に向けて、型彫の宿題をすませました。

739

一針、一針を丁寧に。その積み重ねですよ。と、絞りの加藤龍音先生はおっしゃいます。

その言葉は、どんな手仕事にも通じるようです。

 

トルコの伝統手芸も驚くほど繊細。。且つ、可愛い。

735

スカーフのまわりを彩る縁飾りをオヤと言います。

私が出会ったのは、2008年夏。

グラフィックデザイナーのユニット CRKdesign から『ビーズの縁飾りとオヤ展』のご案内をいただいたのがきっかけです。。

会場は、パリを思わせる神田の洋書屋さん。

743

やってみない?  西田 碧さんにお声かけいただき、すっかりビーズの縁飾りの虜に・・・

ハーブ染めをしたストールに、絹糸で編んだビーズの縁飾りがしっくりと似合ったのです。

2ヶ月後の日本橋高島屋。さらに12月のトルコ大使館での『ビーズの縁飾りとオヤ展』にも参加させていただくなど、懐かしい思い出がたくさん。

そのトルコの文化を、何十年も前から日本に紹介してきたご夫妻がいらっしゃいます。

日本トルコ民間交流協会 会長・石本寛治さんと智恵子さん。

待望のご本が出ましたので、紹介します。

737  738

石本寛治・智恵子著 『縁飾り(オヤ)の見本帳』 高橋書店

厚み2,2cmの本の中に、なんと、585のモチーフが収録されています。

エキゾチックで美しく、眺めているだけでうっとりですが、

実は、オヤを訪ねて小さな町や村々に出かけ、トルコの魅力をぎゅーっと詰め込んだ内容にもなっています。

ご夫妻と旅した気分になるのは、CRKdesignの細やかな取材の力。

同行した西田 碧さんのブログ、旅のこぼれ話が超楽しいです。

736

Cさんからいただいたお土産のスカーフ。

みんなの泣き笑いを知っているのような、、。微妙な色合いが気に入っています。

 

すでにお持ちの方が多いと思いますけど、、

『ビーズを編み込む すてきアクセサリー』1と2  高橋書店 

も、よろしく!  (お土産をいただいたから、では、ありませんよ~ )