みかん モザイクアート
2月25日 、寒い日曜日。
”みんなで作ろう!世界最大級のみかんモザイクアート”
というキャッチフレーズの、イベントに参加してきました。
材料は、みかんの皮と糊。
120kgのみかんの皮を用意してくれたのは、町の商工会の青年部の皆さん。
広場のテントでは、暖かいオリーブ茶や甘酒が振る舞われ
当然、中身100%の みかんジュースもた〜っぷり。
もう一つの行列の先は、ポカポカのカイロ。 お祭りのような賑わいでした。
「みかんを食べながら、休みながら作業を進めましょう!」の声でスタート!
だいたい2つの家族が1グループになって一枚のパネルを作りました。
皮をちぎって、裏と表を使って図案に貼っていきます。
へたのところや、しおれて茶色くなった皮も使います。
ディズニーの楽しいリズムにのって、子供達も飽きずにペタペタ♪
1時間で貼り上がるよう、み〜んな無我夢中でした。
「せ〜の!」で立てて、剥がれ落ちるピースはないか、最後の点検。
あちらこちらから「やった〜!」の歓声が・・・
いよいよ、パネルの組み立てです。
つぎつぎ現れる、北斎の富士山に目を見張ります。
昔、この二宮には鶴が飛んでたのね〜。と、郷土再発見にもなりましたし、
声を合わせて完成を叫んだドローン撮影では、たくさん笑って、楽しい体験でした。
今週いっぱい、町の生涯学習センター・ラディアンの通路に展示されています。
あの北斎ブルーとはぜんぜん違うけど、、
なんか、イタリア風でいいなぁ。。。と、自画自賛(?)しています。
ちなみに、
葛飾北斎の描いた二宮の風景は、富嶽三十六景のうちの「相州梅沢左」
左(ひだり)は、庄(しょう)の誤刻だと考えられていますが、
梅沢地区のどのあたりから描かれたのか? 想像するのも楽しいですし
描いた富士の美しさは格別で、北斎の自己の澄みきった心境をあらわしている
ともいわれ、別の方向からも興味が湧いてきました。