「生葉染め」と干し葉作り

今日はめずらしく最高気温が28℃。

エアコンを使わず、窓を開けて海からの涼しい風に吹かれていました。

関東地方、青梅や熊谷で 41℃を超える所が出たり

34℃が当たり前、うだる暑さの半月間でした。なので、この涼しさは格別。。。

えっ!こんどは台風ですか?

* *

酷暑にめげず・・・

7月10日に引き続き、先週は一番藍の収穫をしました。

今年はプランター6個に藍の苗を植えました。

いっぺんに収穫すると1日が忙しくなりますので

前もって、染めるものを湯洗いしたりして下準備をすませ

朝早く、1日に2個の刈り取りをすることに。

洗って、すぐ葉っぱだけに。

苗を1本植えにしたせいかしら? 少ないかもしれませんが

プランター1個で、平均150g位の葉が採れました。

温泉などでくれる白いタオルを、つぎつぎ染めて

じゃぶじゃぶ、水遊び気分を十分味わいました。

上の写真は、染めたタオルを5cm幅くらいに切って

折ってテープ状にしたところです。

何ができるのか? お楽しみに!

最後の2個分の葉は・・・

染めるものが思いつかず、ベランダに干しました。

さすが、真夏の日差し!

手で揉みながら

新聞紙に広げて干すと、30分でこんなに乾きます。

2時間で完成!

パリパリのうちに保存して、

冬になったら、作るものを考えながらゆっくり”干し葉染め” をしようと思っています。

生の葉も、乾燥葉も同じブルーに染まります。

忙しい方は、こんな方法で楽しんでください。

* *

数年前、染めて作った麻のトートバック。

しまっておいたのですけど、使うことにしました。

白のランチョンマットだったとは、思えないでしょ?

二重に縫い合わせたマットがあったので、一ヶ所をほどいて袋にしました。

三つに屏風だたみして、割箸や細幅板で挟んで

染め液が入らないよう、両サイドを輪ゴムでピチッと締め

水に濡らして、水分を行き渡らせてから染め始めます。

注意点は、染めた後、すすぎ洗いはせず

輪ゴムを外して、広げ、ハタハタさせて10〜20分干してから、すすぎ洗いです。

染色ノートをめくってみると

2014年9月14日、母の畑の三番藍 380gを使ったと、記録が・・・

なつかしい。。。

こんな危険な暑さの今年に、母が畑をやめて良かったのかもしれません。

今は他の楽しみを見つけて、とても元気にしています。

一番刈りの藍で「生葉染め」

西日本の豪雨被害、大変ですね。

岡山や広島、愛媛の方々にも藍の種をお届けしているので他人事とは思えず、ため息ばかり。。。

幸せなことに、こちらは程よい雨でプランターの藍がモリモリ育っています。

しっかし、暑いです。

朝と夕方に水やりをしても、昼間はぐったりの藍です。

葉のサイズが10cm。いよいよ染め頃。。。

こちらは↓↓

例の、こぼれ種の苗6本を植えたミニ畑。

7月10日の朝、、、一番刈りをしました。

葉っぱだけにすると、約300gの収穫。

手始めに120gの葉を使って、青汁を作り、化学建て

40gのインド綿のカディストールを染めました。

2年前に染めたものを並べてみると・・・

染めたては、やはり鮮明!

けれど、どんなターコイズブルーもいいなぁ。と思います。

ふわーっと軽く涼しいので、夏なら何枚あってもいいし。。

寒くなったら、2枚重ねて巻いたら素敵かも。。と、スカーフばかり染めている、自分に言い訳しています。

次回は、手作り作品も。。。

* *

茎は、藍が含まれていないので捨てるしかありませんが、

細かく刻んで、煮込んで・・・

 

鉄媒染すると・・・

こんなに優しいグレーのストールが

暑さなんて!と、元気な方にハーブ染めもおすすめします。