冬の寄り道
浅草に行く時は、上野で地下鉄に乗り換えます。
講習会が終わるのは夕方ですので、いつも上野はスルーです。
ところが、この日は違います。
公園口からすぐの国立西洋美術館へ寄って前売り券・・・と思ったのです。
この美術館は ル・コルビュジエの設計によるもので 2016年にユネスコ世界遺産に登録された建物。
何度も訪れているので、ロダンの彫刻群が見えてきて、ふと 、足が止まりました。えっ、、
あーっ! 休館日でした。
めげずに歩いてパンダのいる動物園へ、こちらも休館、、
ご存知 すごい人出で有名な桜の名所も
この通り、、、
冬ならではの光景に出会えて、かえって良かったのかもしれません。。
* *
国立西洋美術館。残念でしたけど、、
フェンス越しに、この建物の施工に携わった夫のお父さまが偲ばれて、ノスタルジックな気持ちになりました。
柱で持ち上げられたコンクリートのピロティと、空中に浮かんだような四角いフォルム。
60年前は、鉄筋コンクリートという素材は革命的だったのですね。
画家の心を持った建築家 ル・コルビュジエ
パリから送られて来た設計図面はわずか12枚、しかも寸法が入っておらず、日本の弟子たちが苦労したようです。
また、会いに行きたいと思います。