恵比寿ガーデンシネマへ
ボサノヴァの神様、ジョアン・ジルベルトが7月6日に亡くなっていました。88歳。
今になって音楽雑誌で知り、小さなショック!
夏の夕暮れにぴったりなリズムで、毎日、聴きながら夕飯の支度をしていましたから、ひとしおの淋しさ。。。
ギターとポルトガル語、耳元で囁くようなソフトな歌い方が素敵なのでした。
”イパネマの娘” とか ”コルコバード” って言うと、わかってくれるかしら?
調べるとドキュメンタリー映画が、、さらに調べると今日が最終日!
勢いあまって、恵比寿まで来てしまいました。
恵比寿駅周辺は、学生時代を過ごした懐かしい所。
午前の授業が終わると、防衛省の研究所で3時間のアルバイト。また午後の授業に戻ってクロッキーやスタイル画を学ぶという、夢 真っしぐらの私でした。
当時のJR恵比寿駅は、線路沿いに朽ちかけた煉瓦造りのビールの醸造場がそそり立ち、不気味でしたので、地下鉄・日比谷線や東横線の代官山を利用していました。
時代の進歩って素晴らしいですね。
25年前、その跡地に 恵比寿ガーデンプレスがオープン。エビスビールも復活しました。
そんな昔を振り返って歩いているうちに、到着!
ここは恵比寿ガーデンプレスのセンター広場
YEBISU GARDEN CINEMAはこのアーチの奥にありました。
というのは、シネマがあることを今まで知らずにいたのです。
シャトー広場にたどり着くと、見えますでしょうか? 左を指す案内の矢印。
そのとおりに進むと
↑↑ 入り口です。プチホテルみたい
入るとチケット売り場。シアタールームはたった2つ。「 開演10分前までごゆっくりお過ごしくださーい。写真もOKです」と、受付嬢。
ワクワクしながら館内をうろうろ。
どこを撮っても 映画の魅力がいっぱい。
もちろん、トイレもこんな風でした。
上映予定の 映画のパンフレット
コーヒーの香りは漂ってきますけど、ポップコーンの匂いはしない・・・
ずっと居たくなるような、アットホームでお洒落な空間。大人はこんな所で映画を観たいのです。
左の壁は情報コーナー。
新聞などの切り抜きが貼ってあり、予備知識も得られました。
ズームして読んでみてください。
映画の筋はさておいて、これからもボサノヴァは、ショパンやリストと同じように演奏され続け、永遠に人を幸せにしてくれることでしょう。
そんなことを感じながら、
小さな映画館の楽しさを味わいました。
* *
外に出ると、
ビアホールの賑わいに現実〜〜!
生演奏がカンツォーネでしたけど、、ボサノヴァだったら飛び上がっていたに違いありません。
次は「パリに見出されたピアニスト」を観にこようと思っています。
先週、TVアニメ「ピアノの森」が、突然終わっちゃったしね。。。