豆の染め色

お正月休館が始まる暮れに、図書館から借りた本が10冊。

返却日が特別に延長されたのをいいことに、読書三昧しています。

とは言っても、いちおう主婦だから

お正月 ぎゅうぎゅう詰めだった冷蔵庫のスペースが空くと・・・

ハニーレモンを作ったり

水を替えながら2〜3日、豆をゆっくり戻したりしています。 ↑↑これは大納言あずき。

2回 茹でこぼしをしてアク抜き。ストーブの火でコトコト 素のまま柔らかく煮ました。

食事のたびに 豆はいろいろに登場します。

今朝のヨーグルトはバナナとあずき、甘味はおせちの残りの黒豆で。きな粉もかけてめちゃくちゃ。。。

撮った画像を見ると、やだわ〜 サラダの大豆まで写ってる!

今年もまめ豆しく過ごすのでしょう。。。

茹で汁で染まるかなぁ。。と期待していましたが、期待はずれ。

それじゃあ、お伝えする事がなくなるので、黒豆の染め色をご覧ください。

本当なら、黒豆を煮る年末に知っておきたかったかも、ごめんなさい、、、

黒豆の黒いゆで汁は、 アントシアニンが含まれているため、みょうばん媒染(Al)でピンク系のベージュ、鉄媒染(Fe)で紫系のグレーに染まります。 著書の「キッチン染めを楽しむ12か月」ではフェルトを染めてアクセサリーケースを作りました。染め色はコットンと同じくらいのやさしい色。その理由はウールにレーヨンが40%混紡されているからでした。

そのページがこれ↓↓

一緒に染めても、素材によって染め色がぜんぜん違うのも、染めのおもしろいところです。

では、↓↓こちらの染め色はなんの豆だと思いますか?

読めばわかりますよね・・・そう、ピーナッツの薄皮。

私の町には落花生屋さんが多く、さや入りや皮つきの素焼きピーナッツなど自家焙煎した豆が店頭に並んでいます。 その中でも親しくしていただいている 豆友さんにこっそり裏口からいただいて、染めてみました。

水で煮出すと この皮に似た赤い鮮やかな染め液に、ドキドキ。

結果はご覧の通りに落ち着きましたが、染めたてはシルクを鉄媒染したあずき色がとてもきれいで 着てみたくなるほどでした。

しかし、ピーナッツは薄皮付きのまま食べる方が健康や美容に良いようです。染めるなんてもったいない!

今の私のお気に入りは、素のままのピーナッツバターに蜂蜜たっぷり。

こんなに豊かなのに 医療崩壊とか、、大変な世の中になりました。

新型コロナウィルス。「感染しない、させない!」をモットーに 体調管理にも充分 気をつけましょうね。

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