隣の町の魅力
2月が半分以上も過ぎました。
大雪警報も雨の日もあったけど
町のイベント「菜の花ウォッチング」は今年も上々・・・20日まで、雛の吊るし飾り展が行われています。
他県からの人出も多く、町は少し若返ったような雰囲気に包まれています。
もはや、幼児のマスク姿も珍しくないですね。
先週は、隣の町・大磯へ。
我が家から5kmほどのところです。
森林を歩くような城山公園。
県立公園なので、さすが、遊歩道も立派です。
滝もあります。
風流な池や茶室があったり、なぜか日本庭園風。。。
明治時代、ここに三井財閥の別荘が建っていたそうです。
展望台から眺めると、我が町・二宮がまる見え! 新鮮な景色にしばらく見入ってしまいました。
北蔵を過ぎて、山道を下ると目的地の大磯町郷土資料館に着きます。
1月から開催している”堀 文子と大磯”展。
名前を知らない人でも、徹子の部屋を見ている人は知っているはず、、必ず目に入る青いドレスの女性の絵。
その作者が堀 文子さんです。
黒柳徹子さんをモデルにアフガンの衣装を描いたとか。この大磯に50年以上住みながら、町での展覧会は初。というのが信じ難い。。。
2019年2月5日に100歳で世を去る前は、各地で作品展が行われていたから仕方がないことかも知れません。
パンフレットの写真↑↑が素敵でした。
80歳を超えて幻の花を求めてヒマラヤに登ったり、顕微鏡を覗いてミジンコの世界に宇宙を感じたり、
名言に遺された堀 文子さんの経歴や素顔に触れて、よかったです。
帰る前に中庭に出て、す〜っと深呼吸。
いつか、堀 文子さんが守り続けた老木 ホルトノキを見に行こう。。。
* *
城山公園の向こう側に、旧吉田茂邸庭園があります。
元・首相の吉田茂のお屋敷だったところ。
門を潜ると、手入れが行き届いた日本庭園。その先は海岸・・・
空間に色とりどりの梅の花。
吉田茂は華やかなバラも好きだったようで、駐車場から入り口にバラ園もあります。
あらっ! 鹿じゃない?
うぇ!ムシャムシャと何か食べてる。。。
や〜、こっちに来る。。。車に轢かれたら大変!と、管理人室へ急ぐと。
「大丈夫、よく来るんだ、怖がらせないくださいね」って、私の方が怖いわ!
でも見てると、バンビのように無邪気で可愛いのです。
次の日も行ってみました。
いました!
悠々と広い庭園の中に・・・散歩中の犬にも好意的です。
今に奈良公園みたいになっちゃうかも。。。