ひまわり染料 

今日から夏が逆戻り、、

秋分の日から涼しい日が5日間もあり、天からの贈り物のような心地で、庭仕事がはかどりました。

今年はなぜか、春にひまわりの芽がたくさん出て、抜きながら8本が丈夫に育ちました。

9月になると咲く 遅咲きのひまわりです。

直径10cmくらいの花で、枝を広げてよく育ち、草丈は私を超えるものも

次々つぼみが開いて、毎日元気をもらっています。

ところが、日影になったセージやレモンバームなどが枯れ、、狭い庭にはマイナス面も

植えすぎたのかな?

こんな豊かな年もあったのだ。。と、思い出に 染料として残すことにしました。

花びらを乾燥させながら、貯めていくのです。

もっとパリパリに・・・

もう少しかな・・・

パリッと乾いたら乾燥剤を入れて保存しておくと、いつでも思いついたときに染色ができます。

染めに使う染料の量は、ドライなら染めたい布や糸の半分量。フレッシュなら染めたい物と同じ量か、それ以上が必要です。

染まる色は、アースカラー↓↓

10年前に染めた色です。

母が作ったドライ花びらが、色として残ってくれているのがうれしい、、

同じ染料でも媒染剤を変えることで様々な色に染まり、素材によって発色が違うところが 植物染めの面白いところです。

すぐに始めたいのならフレッシュで↓↓

枝も葉も茎も花も、全草を使って染めることができます。

でもね、暑い日に細かく刻んで煮込むのも大変💦

急がずゆっくりが 私流です。

秋の味をいただきに

うんざりする暑さですね。

秋はもう少しの辛抱です。けど、食欲が待ってくれない、、、

と、いうことで

地元で親しまれているMOKICHI FOODS GARDENへ行ってきました。

茅ヶ崎駅から徒歩5分。とは思えない静かさ

予約時間より早く着いてしまいウロウロしていると、撮影どうぞ!と言ってくださいました。

ここは庭に面した席です。

椅子は全部にイギリスの教会に使われていたチャーチチェアや、フィンランドのスクールチェアなど、古い物が置かれ 暖かな雰囲気が流れています。

私たちの席はというと↓↓

天井の高いメインルーム。

戦前は精麦工場だったそうですから、見事なリノベーションですね。

元々酒造会社さん経営なので、呑めない私も真っ先に地ビール!

料理はパンとサラダ、デザート&飲み物が付いた、お魚ランチ

友だちは お肉ランチをチョイス。

肉は骨付き鶏肉のコンフィをリンゴとプルーンのソースでいただくというもの↓

魚は↑↑マッシュルームソースで頂く、カマスのポワレ。

ルッコラやサツマイモのチップスをパリパリして、驚いたのは野菜の美味しさ。

地元の農家さんとスタッフさんが手を組んで畑を持ち、有機野菜作りの研究をしているそうです。

パンも香ばしくとてもおいしかったです。

ベーカリーショップでもいろいろ買ってしまいました。

こちら↓↓で召し上がってもいいんですよ

と、案内されたのがカフェコーナー

満腹でなければ、ここでもハンバーガーなど食べてみたい

*  *

食事中ずっと、気になるデザインがありました。

メニュースタンドに立ててあった冊子↑↑

好きな配色? と いうか?なぜか懐かしい配色です。

尋ねると「うちの会報誌です」と くださったので大喜び!

ページをめくっていくと・・・やっぱり!

この色は野菜や草花の染め色でした。

大磯にあるtanetaneという工房で、彫金ボタンや草木染め服、小物、アクセサリーなどを製作する若い二人の作家さんの作品

草木染めの不思議は永遠ですね。

自然に目を向けているレストランって、なぜか安心します。

オヤと刺繍展へ

「オヤと刺繍展」に行ってきました。

トルコ語でスカーフの縁飾りのことをオヤといいます。

こんなふうな縁飾り↓↓

場所は、代々木上原にある エヌス・エムレギャラリー

日本最大のモスク・東京ジャーミーのお隣です。

こんな↑↑景色を眺めながら、会場へ

オヤの技法で作る ビーズアクセサリーが 迎えてくれました。

トルコのさまざまな手芸で彩られたスカーフは、トルコ本国でも希少で、貴重なコレクションとなっています。

オスマントルコ時代の繊細なアンティーク刺繍にも ため息。。。

わくわくするのは、かぎ針ひとつで編めるキラキラビーズのアクセサリー

たくさんではないけど、いろいろと作ってきました。

ハズキルーペがないと見えなくなったのに、、

つい ワークショップのコーナーに吸い込まれる私、、、

アラビア語がわからないのにモスクで祈り

ハラルマーケットでトルコ産のナチュラルチーズとタイ産のパクチーペーストを買って、ルンルン ♪

小さなトルコの旅。今年も楽しかったです

ビーズの縁飾り研究会の皆さんに拍手👏

24日まで開催しています。ぜひお出かけください。

詳しくは CRKdesign で🔎

〜お知らせがもう一つ〜

今度の日曜の朝・・・テレビに、西表島に暮らす上森佐和子さんのサバニチームが出演します。

NHK Dear にっぽん

9月15日・朝8:25〜8:50

西表島の帆かけ舟チームの物語

佐和子さんはCRKdesign北谷さんのお友達で、私も憧れているミンサー織作家さんの一人です。

染織りの他、こんな楽しみをお持ちなのですね

残念な花の名前

9月になって1週間が過ぎました。

残暑が厳しい毎日ですが、朝晩の風がどこか高原にいるような、、秋を感じます。

朝のウォーキングコースも元に戻して、くねくねと畑道を歩いています。

番犬のチビ君にもまた会えています。

さすがに9月で、我が家の庭にも遅咲きのヒマワリ🌻やヒガンバナ科の 玉すだれ↓↓が咲き始めました。

ひょいと、上を見上げたら、、、

クレマチスを絡ませたフェンスに 何やら白い小さな花↓↓

迷惑だな。。とズームしてみると

ワインレッドの花芯に釣り鐘型が 可愛い

得意なGoogleレンズで調べると・・・アカネ科のヘクソカズラ

ひどい名前を付けられたものです。

古くからある日本の薬草で、花や葉・茎を切ると悪臭がするとか・・・

可哀想すぎて、、もっと調べると

9月9日の誕生花

花言葉「誤解を解きたい」

秋になると小さな実を付け、枯れると臭みがなくなる・・・

え〜っ!もしかして この実 ↓↓

たしかに、里山で採った時には臭わなかった!

庭先でリースにした記憶がふつふつと・・・

その実が飛んで、わが庭の住人となったのですね。

もう少し素敵な名前だったらね〜