藍の生葉染め
6月1日に藍の生葉染めをしました。
毎年 紹介しているので飽き飽きしている方もいらっしゃるかも。。。
でも染めるたびに方法が変わるので、、
今年の一番藍です↓↓
プランター3個分の藍を葉だけにしたら190g
いつもより葉が小さく、量も少なめ、、、
順調に育ったミニ畑の収穫↑↑170gを合わせて、合計360g 生の葉を使いました。
今回はストールを2枚↓↓
プチレースが付いた綿ガーゼ と 麻混スラブ織ストール。合計120g
レッスンにも使ったことのあるタイプです。
前もって 精錬しておきました。
そう、去年染めたシャツブラウスを着ていま〜す。
では、始めましょう。
ストール2枚がゆったり泳ぐほどの水を用意して
葉と水が無くなるまで何回かに分けてミキサーにかけます。
2〜3秒で大丈夫。
ネットに流し入れて濾して、を繰り返し藍汁を作ります。
ミキサーが無い場合は手で細かくちぎって、水に30分浸してから濾すことになります。
シルクやウール素材なら、この出来た藍汁の中に10〜15分浸すだけで染まります。
* *
ここからは、出来た藍汁を「化学建て」してコットンや麻などを染める方法です。
アルカリ剤と還元剤 ↓↓を用意します。
まず、ミキサーで作った藍汁をソーダ灰でアルカリ性にします。
ソーダ灰は水1ℓに対し3g
混ぜていくうちに緑色の藍汁が暗い色に変化してきます。
これ以上暗くならないと感じたら
ハイドロ サルファイトコンク を振り入れます
略してハイドロ は、水1ℓに対して5g
かき混ぜて、待つこと30〜40分
元の藍汁の色に戻ったら染め頃です。
濡らしたストールを沈めて
水面から出ないよう注意して、静かに動かしながら10〜15分浸して染めます。
好みの色になったら引き上げて、絞り、素早く広げます
空気に触れて黄緑色からブルーに変化
洗わずにそのまま干します。
一方、もう一枚を残液に浸して染めます。
10分浸して
絞って、広げて
2枚とも15分位干します
この後、アク落とし
台所洗剤をワンプッシュした水ですすぎ洗い
絞ってから、流水ですすぎ洗い
水が透き通るまでよく洗い、脱水して干して乾燥させたら出来上がり。
だ、けれど、、
シャキッとしたブルーにする方法が↓↓
水1ℓに対して食酢10mℓの割合で作った酢水に5分。
10分干してから、すすぎ洗い、脱水
ひと手間かけて、日が暮れてしまったけど、、しつかりとしたブルーに
室内に干して、今日、撮影しました。
夏の冷房対策は、この大判ストールで と思っています。