ミカンの染め色
桜が綺麗すぎますね。
何日か前のこと。乾燥したミカンの皮で染めレッスンをいたしました。
案の定、どんな色に染まったの? の、ご質問が。
遅くなって、すみません!
レッスン風景をfacebookで伝えてくださった、Tamaeさんの写真も交えて、紹介します。
麻やコットンの染め色は、私の↓カラーサンプルで言うと・・・
上段の色。 あまりにも淡いので、せめて、中段のシルクの染め色くらいに。と、
今回は、5倍量のミカンの皮を使いました。
麻布90gに対して450gだから、結構な量!
1、みようばんで先媒染した麻布を、ミカンの煮だし液で染色します。
2、アルミ・銅・鉄・チタンの媒染液の中で、ゆらゆら。
媒染剤の使用量も変えてみたりして、カラーバリエーションをつけてみました。
やわらかな色合いですねぇ。
柑橘類は、やさしい色の色素(フラボノール)でできているんですね。次回はアルカリ抽出で 試してみようと思います。
白い巾着を、タンニン酸で下地染めをして
こんな↑↑プリントポーチも作りました。
ざっくり手順ですが、、
ブリティッシュガムという糊に媒染液を加えた絵の具をつくり、模様をつけた後、みかんの染め液で染めます。
雨の止まない一日でしたけど、、、
お絵描き気分が盛り上がって、楽しいひとときでした。