手芸っておもしろい

豪雨の被害 大変ですね。九州の方々には申し訳ないほど

こちらは雨が少なくピカピカのお天気。

眩しくて、3日間簾を下ろしっぱなし。

今日は、作った藍の乾燥葉をもう一度日に干して

乾燥剤とともにビニール袋に入れて保存しました。

それと、可愛いものが出来上がりましたのでご覧ください。

金魚のアップリケをしたソーイングケース。

目が大き過ぎましたけど、、一日で仕上げました。

25番刺繍糸の他、水草はラフィアと8番刺繍糸

金魚は綿のオーガンジー、

ぜーんぶ材料がセットになってるから、できたのです。

広げると、中はもっと手芸家下田直子さんの世界….

どこにでも手に入るセットではないので….このへんで

日本ヴォーグ社の『手づくり手帖』には、

毎回、このようなこだわりのある素敵な材料セットの付録がついてきます。

次号は8月。

興味のある人は、『手づくり手帖』で検索してみてください。

次の次の号は11月。この初冬号に、『キッチン染め』を紹介します。

と、言っても・・今週プロセス撮影が終わったがばかり

いっぱい悩んで、作品づくりを楽しみたいな と思っています。

 

きょうは、七夕でもあるんですね。

天の川は見えませんが、月はまん丸できれい。。

スターフラワーの別名を持つ、ボリジの花をサラダに散らして、気分をあげました。

一番刈りの藍で ”生葉染め”レッスン

今週は、畑の藍を使って生葉染めレッスンをしました。

生葉染めは、藍の鮮度が命なので

毎回、横浜まで採りに行くのが大変でした。けど

3日間とも、雨に遭わずラッキーでした。

参加された皆さん、ありがとうございました。

藍は酸素で発色します。

染めた後、よく絞るのも

素早く広げて

ハタハタはためかせながら、しばらく干すのも

流水でよく水洗いするのも

空気や水の中の酸素に触れさせるための大切な作業です。

たったこれだけのことでも、

それぞれブルーの染まり具合が違い、楽しい発見だったと思います。

それが、その人らしいブルーになるのが、不思議でしたね。

いくつもの色が重なり合う天然の藍は、深くて複雑。。。

だから、おもしろい。。。

 

二番刈りは8月半ば、、暑いでしょうね〜

ビーツで染めてみました。

”子どもと親の環境教室”  の代表をしている Sさんから

愛(藍)の種ありがとう!のメッセージと、ボルシチで知られている ビーツをいただきました。

『食べて!』というより、『染めて!』と言われているようで

両方を試すことにしました。

テスト用のスワッチ、刺繍糸、スカーフ 全部で25g。

焼きミョウバンを溶かして作った媒染液の中に浸して、先媒染。

食べる方を優先にして、染め液は片手鍋で作りました。

皮を剥いて、厚めにスライスしたビーツ200g(皮も使います)

水に入れて火にかけ、沸騰したら20分ほど茹でて

冷めたらザルで漉して、一番液を作ります。

ビーツを食べてみたら、柔らかく、ほんのり甘いほうれん草味。

どうして食べたらいいのか? 初めての味です。

茎も染まりそうなので

細かく刻んで、さっきの漉しカスと一緒に、水と食酢1カップを入れて20分ほどコトコト。

漉して、一番液に足して、1.4Lの染め液を作り、染めました。

想像とは違う、オレンジ系。。。

毛糸を入れているから、温度を80℃まで上げて15分Keep

ゆっくり冷ましてから、すすぎ洗い。

以外や以外、どんどん色が流れていきます。

毛糸は鮮やか!  スワッチを半分に切って鉄媒染もしてみました。

はい、出来上がり!

 

左が鉄媒染、右がミョウバン媒染

素材は、上からシルク、ウール、木綿、ポリエステル混綿。

綿は染まらないけど、シルクとウールは染まる。という結果と

ビーツの切り口のような色には染まらないことがわかりました。

 

冷ましたビーツは瓶に詰めて

甘酢を注いで、ピクルスに♪

翌朝、冷蔵庫から出してみると・・・

ややっ! なんと、甘酢が赤く染まってます。

酸性抽出の方が良かったのかしら?

さっそく、このジュースを水で薄め、シルクオーガンジーを入れてみました。

熱めのお風呂くらいに温度を上げてから、火を止め

浸すこと2時間。

こんな 可愛い色に染まりました~。

新しい甘酢を入れたピクルス・・・

今朝みたら、また赤い甘酢に変わってました!

どこまで赤く染まるのでしょう?

味も、デザートのように美味しくなってます!

不思議な野菜ですねぇ。

長い長いお話になってしまいました。

こぼれ種の藍で、生葉染め

梅雨入りして、10日・・・

あれっ! 雨がなく、そよそよと快適な日々。

おかげで、切り戻したハーブは

電子レンジなど使わずに

カラッと

乾燥してくれて、楽ちんでした。

こんな風に、乾燥剤を入れて保存。

いつでも染められると思うと、安心です。

 

ほっとしたのも、つかの間

気になっていた↓↓ こぼれ種の藍。

一本が茂りすぎて、とうとう染めました!

まず、葉だけにして、水を加えてミキサーで青汁を作ります。

次に、麻や木綿を染められるように、アルカリ性にして還元↑↑

青汁の色が緑に戻ったら・・・染めに入ります。

10~15分浸します。

→→

出した時は黄緑色、空気に触れると青く変化していきます。

洗う前に、20分くらい天日干します。

それからすすぎ洗い。水の中の酸素でもっと青くなります。

さらに、酢水に浸してパキッとした色に仕上げます。

写真の上2色は、残液で染めた2色。

葉っぱ60gで、オフ白の麻紐が合計40g染まりました。

一番藍はパワーがありますね。残液でもう一回染められそうでした。

今年初めての生葉染め。

配色してコースターでも織ろうかな。。。

” 藍の生葉染め ” レッスンのご案内

遅くなりました。

「生葉染めレッスン」の日程をお知らせいたします。

6月26日(月)、27日(火)、30日(金)

時間は午前10時〜午後3時ごろまで

いずれかの1日、ぜひ、ご参加ください。

今年初めて種を蒔かれた方も、これを機会にマスターしてみたらいかがでしょう。

日焼け、冷房対策に便利なガーゼストールを水色に染めます。

肩まで羽織れる 大判サイズ。

残液でも染まりますので、染めて見たいものがありましたらお持ちください。

3〜4名で満席となります。お早めに!

7月、8月はありません。

お待ちしています。

藍の畑

お天気情報では、梅雨入り間近とか、、

昨日、横浜の母の家に行ってきました。

デルフィニウムがあちこちに咲いて、夏の庭

隣に面している畑では

藍・・・しっかり育っていました。

昨年は全部、乾燥葉にしましたけど

今年は、いつも通り『生葉染めレッスン』しようと思います。

6月が6日も過ぎたので、急いでご案内いたします。

ご都合がつきましたら幸いです。

ハーブの染め色

お待たせしました。三日前のブログの続きです。

”ハーブ染め” の染め色。

使う媒染剤によって色々な色に染まります。

上から、みょうばん媒染、鉄媒染、銅媒染した色

自然の色は、微妙でふんわり複雑です。。。

みょうばん媒染なら、スーパーでも手に入る”焼きみょうばん”が使えます。

鉄媒染をするなら ”木酢酸鉄”

銅媒染をするなら 環境にやさしい”銅媒染液”が使いやすいです。

たくさん使うものではないので、少量入りをお勧めします。

使いきれないハーブがあったら、捨てる前に、ぜひ、お試しください。

 

さて、今朝の藍です。

キラキラ朝日を浴びて、背伸びをしています

プランター全体から見ると、まだ小さいです。

今日はカラッとしたお天気で、気持ちいいですね。

陽射しは強いけど、、湿度が30%以下

ひんやりとした空気に、一週間前に行った 蓼科高原を思い出します。

アロマテラピストのSさんお気に入りの場所

私も訪れて、アロマの香りでエネルギーチャージしてきました。

ハーブ染め

湿度が日増しに高くなってきました。

明日から、6月ですものね。

こぼれ種の藍↑↑  驚くほど大きくなっています。

今、暑さに弱いバラが、終わろうとして

次々 ゴミ袋に、、(さみしい。。)

庭仕事は、ワイルドストロベリーの実をつまみながら、ハーブの収穫というか剪定。

梅雨入り前にしておくと、新しい芽を出して、梅雨が明ける頃にはまた美しい姿を見せてくれます。

葉っぱは、洗って干して

乾燥させて、染料や冬用のティーにします。

セージもドライにしておくと、喉の痛みを和らげるティーにもなります。

ペニーロイヤルミント↑↑は、なぜかドライにするとよく染まります。

今朝は、フレッシュティーにしても使い切れないハーブを剪定。

レモンバーム、スペアミント、アップルミント、カラミンサ

ひとまとめにして、染めに使いました。考えてみたら全部シソ科のハーブです。

 

細かく刻んで 約 200g 。 水に入れコトコト1時間くらい煮込みます。

ずっ〜と、ハーブティーのいい香りが漂ってリラックス効果、抜群です。

綺麗なグリーンの茹で汁は、葉を取り出す頃には金茶色。

あらかじめ濡らしておいた3枚のクロスを入れて、火にかけます。

沸騰したら15~20分煮て、火を止め、冷めるまで待ちます。

すすぎ洗いした後、3種類の媒染液の中にそれぞれ一枚ずつ入れて、ゆらゆら30分。

すすいだ後、再び染め液の中に戻して火にかけ、沸騰したら火を止め30分。

この間、冷蔵庫の中や食器棚の整理でうろうろと動き回って、

プロセス写真が撮れませんでした。 あしからず⤵️

染めあがりは、 次回をお楽しみに!

藍の植え替え

清々しい5月のお天気が続いています。

今、つるサマースノーが満開で、一年で一番美しい庭の中にいます。

 

こうしてバラが咲いている間だけの優雅さです。

早起きしたのに、ずっーと庭にいて

朝ごはんの支度が遅くなる季節でもあります。

日射しがもう初夏ですね。

4月12日に蒔いた藍が、苗床から溢れて

ぎゅうぎゅう詰め。 限界かしら?

昨日の夕方、大きめのプランターに植え替えをしました。

高さ8cm位のしっかりした苗を選び

2〜3本を一株にして株間12cmくらい。空いた所に1本。

ひょろひょろして植えにくいけど、箸を使うと簡単。

朝には

このようにピーン。

間引いた苗は

スプラウトなので食べます。

大丈夫ですよ! 藍は薬用としての効果もあって

昔は食あたりや熱冷ましに使われていたようです。

今朝は、サラダのトッピングに

香りはないけれど、

ピリッとした辛味と渋みが、やっぱりハーブ。って気づくことでしょう。

ハーブティーはいかがですか?

ジャスミンの香りが家の中まで漂って、気持ちの良い日々が続いています。

日毎に緑が深くなって、

そのスピードについていけないくらい….

ミントやレモンバームの葉は、あっという間に大葉化。

でも今の季節は、とても柔らかいので惜しげなく使ってあげましょう。

沸騰させたお湯を注ぐだけ

カモミールの花も好きなだけ入れます。

ローズゼラニューウムの葉を入れると、バラの香りのお茶に。

夏はレモングラスがおすすめです。あまったら冷やして、お水代わりにどうぞ。

どこのお庭も、これからはバラですね。

我が家でも、フランソワ・ジュランヴィルが咲き始めました。

藍は、というと….

葉っぱが5〜6枚に成長。

そろそろ

レタスが植えてあるプランターを、藍の為に空けておかなくては!

と、思っているところです。

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