秋の風物詩

朝から 秋晴れ!

それも、今日一日だけと聞いて、散歩に出ました。

日差しが強いけど、やはり夏とは違います。

クンクン、なにか匂うなぁ。。と、思ったら

足下に、銀杏が・・・

欲しい人は大喜びでしょうけど、踏まないように退散・・・

いつの間にか、こうして秋が進んで行くのですねぇ。

* *

9月24日は中秋の名月でした。ご覧になりましたか?

東京では綺麗に見えたようですね。

私は、京都でお月見。。

この日だけに行われる、下鴨神社の名月管絃祭に行って来ました。

五穀豊穣・天下泰平を祈願して、伝統芸能を奉納する

御戸代会(みとしろえ)という神事。

来賓の方々が本殿で参詣された後、

橋殿で、尺八や箏曲、雅楽や舞楽が奉納され

大勢の人々が、ふだん聴くことがない雅な音色やお茶席を楽しみました。

名月はというと、、、

薄雲から出たり入ったり、、、。

まん丸が撮れなくて残念でしたけど、

演奏に参加した友人と、時間を忘れてスペイン料理でおしゃべりディナー。

あくる日も、十二段家でおしゃべりランチ。

心が温まる一人旅になりました。

鬼灯(ほおずき)

きょうは秋分の日。

毎年、はなちゃんママがおはぎを作って来てくれます。

今年は、こんなひと枝を添えて・・・

箱の中のおはぎも 最高!美味しかったけど・・・

この繊細さに感激!  アートしていますね。

栗の茹で汁で キッチン染め

雨は止んだかしら? 気温19℃  肌寒いです。

さて、先日の「栗の茹で汁で染め物が・・」の続きです。

草木染めは、栗のイガを何回も煮出して濃い染め液を作ります。けど

私は、美味しく食べることが最優先・・・

栗でも、黒豆でも

茹で汁を見て、これは染まりそうだなぁ。。と感じたら

捨てないで、とりあえず取っておき、染めて見ることにしています。

この季節なら、二日は持ちます。

みょうばん媒染で、栗の中身そのものの色に・・・

鉄媒染で、グレーに染まります。

なぜ、濃淡に染まるか?と 言いますと

木綿や麻は、普通に染めると上方の淡い染まり方。

けれど、タンパク質を付着させると、シルクやウールと同じ状態になり

よく染まり濃色が得られる、という訳です。

染色の世界では呉汁を使いますが、豆乳で大丈夫!

布は洗濯して、水に濡らしておいてください。

3~4倍の水で薄めた豆乳液に、布を浸し、ときどき揉みながら1時間。

洗わずに脱水して、天日に干して手早くパリッと乾かしておきます。

染める時は、水で濡らしてから・・・

すぐに染めなくても、一年くらいは持ちます。

麻やコットンを、秋らしく深い色に染めたい方、お試しください。

 

下地染めした布と、してない布端を同時に染めて

和菓子に合う、ティーマットを作りました。

かれこれ10年経ちますけど、使い続けています。

秋の楽しみ

残暑が思ったほど厳しくなく、秋の入り口を感じます。

災害が相次いで、野菜やフルーツが心配でしたけど、

彩り良く店先に並んでいるのを見て、ホッとしたり、高値に驚いたり、、。

先週、町の果樹園で育成した 果実の頒布会があって、

梨の”菊水” と宝石のような葡萄を手に入れました。

この “ハニービーナス” ご近所さんにお分けするのに、名前が出てこない!

なので「二宮育ちのぶどうで〜す」と、だけ、、、

すると、、、

「名前、覚えてね〜」って ↑↑こんなお返しが、、、

毎年のことなので、、クスッとしてしまいました。

* *

敬老の日

叔母の庭から栗を拾って帰り、和菓子作りをしました。

栗の茶巾絞り・・・誰でも作っていると思いますが

簡単なうえ、形が かわいい!

我が家では、栗は鍋で歯ごたえのある柔らかさになるまで茹でます。

そのまま冷まして、栗の中身をスプーンでくり抜きます(そのままでも美味しいですよねぇ。)

その他の材料は

砂糖・・・栗の15〜20%量

塩・・・隠し味にひとつまみ

水・・・少量。大さじ1〜2くらい

栗と他の材料をフードプロセッサーにかけ、

ポロポロした感じから、湿っぽく固まってきたら OK

布巾かラップに包んで、丸めて、ギュッと絞ります。

丸める時、栗の粒を入れると栗の香りが一層楽しめます。

* *

茹で汁を捨てないでおくと

染め物ができるんですけど・・・

長くなるので、、今日はここまで。

9月の庭から

9月になって

今週はいろいろありました。

火曜日は、四国 近畿地方周辺を襲った最大級の台風。

次の日の未明は、北海道にM7の大地震・・・

被害に遭われた方々へ、心からお見舞い申し上げます。

こちらは大事に至らず

写真のように、突然の雨で散歩の道が川と区別できなくなったりもしましたけど、すぐ回復。

翌日から、木陰の散歩を楽しんでいます。

台風が去って、

庭が、ほんの少し秋を匂わせています。

早朝のカラミンサの花。

シソやバジルも 咲きたがっています。

そして、いつもの強い日差しがプランターの藍に降り注がれて、現実に呼び戻されます。

二番刈り、していませ〜ん。 葉が小さくなってきています(かなり、焦っています、、)

それは、後々考えることにして・・・

我が家にしては珍しく、ひと夏咲き続けたバラがあります。

「ミチコ」

こちらも、咲くほどに どんどん花が小さくなって

さすがに、今回の強風でご覧の通り。

秋になったら、真っ先に植え替えてあげようと思っています。

早く、涼しくなってくれるといいですね。

夏休みのある日

秋を思わす涼しい4日間でした。

湿度が30%台、高原にいるような心地よさ

朝のサラダに、セルバチコとルッコラ。。。と、庭へ向かうと

あれーっ↑↑   虫 …

あわててカメラ、カメラ

さて、この中に↓↓ 何匹いると思いますか?

答えは….

5匹とも言えますが、葉の裏にも隠れてます。

困ったなぁ。。。

どうやって分け合って 食べるの??

* *

庭の悩みを忘れて、夏休みをしました。

涼しいから、よく歩きました。

考えたら

昔は暑くても、寒くても、波が高くても、朝と夕方には犬の散歩

大変だったけど、、今はいい思い出

浜辺で拾ったビーチグラスや貝殻も、20年分。

フレームに貼り付けるだけじゃなくて、ランプでも作ろうかなぁ。。と思いつつ

ご近所さんのワン達と過ごして、癒されました。

* *

道すがら、空き地や公園でよく見かけたのが、タカサゴユリ。

まるで妖精に出会ったような美しさです

元々は、台湾からやってきた観賞用のユリで

種が風に運ばれて、いつの間にか野生化

同じところに留まらない、旅人のようなユリ。

そんな物語に憧れていましたら・・・

今年は、ようこそ!わが家へ

家とブロック塀のわずかな隙間に・・・

こんな所を選ぶなんて、自然って素晴らしい!

虫食いのルッコラ、諦めがつきました(笑)

フレッシュ トマトソース

危険な暑さ、、今年だけにして欲しいですね〜

野菜や果物が暑すぎて、うまく育たないそうです。

そんなところ、、

ルナママさんから、元気な加熱用のトマトをいただきました。

普通のトマトは支柱を立てて栽培するのですが、

このイタリアントマトは地に這わせて育てるのが 魅力だとか

いつもは缶詰のトマト煮を使うのだけど、、

贅沢に、フレッシュなこのトマトで作ってみました。

まずは、


トマトの皮を湯むきして、ざく切り。

一方で、玉ねぎのみじん切り

オリーブ油で透き通るまで炒めて、すりおろしニンニク少々と、塩と胡椒で味付け。

この二つを合わせて、トマトの形がなくなるまで煮込みます。

鷹の爪を入れると、ピリッと美味しさUP

ふつふつしてきたら、お酒を回しがけ

固形のコンソメ1個を砕いて入れて、トロッとするまで煮たら、万能トマトソースの出来上がり!

ひき肉を炒めて加えればミートソース。

ズッキーニなど、夏野菜とも合います。

今日のランチは、ナスと獅子唐のパスタ

いただきまーす!

相変わらず、バジルの葉は穴ぼこです、、、。

灼熱の庭でドライハーブ作り

8月の幕開けです。

今35℃、猛烈な暑さが戻ってきました。

40℃を越す地域が増えて、きっとまたニュースになることでしょう。

今、いちばん元気なのは庭のバッタ。

近づくと、ぴょんぴょん飛び跳ねて、、それも大量

食欲旺盛で、一晩で葉っぱが穴ぼこだらけ・・・

しかたなく、、分け合って食べています。

最近、セージの美味しさを知ったみたいで

今朝は、先回りして・・・

切り詰めて、染めました。

と、言いたいところですが、暑くて、、、

軒下に干しました。

ドライハーブを作りすぎて、、冬が忙しいでしょうね。

熱中症に気をつけて、

楽しく乗りきっていきましょう!

「生葉染め」と干し葉作り

今日はめずらしく最高気温が28℃。

エアコンを使わず、窓を開けて海からの涼しい風に吹かれていました。

関東地方、青梅や熊谷で 41℃を超える所が出たり

34℃が当たり前、うだる暑さの半月間でした。なので、この涼しさは格別。。。

えっ!こんどは台風ですか?

* *

酷暑にめげず・・・

7月10日に引き続き、先週は一番藍の収穫をしました。

今年はプランター6個に藍の苗を植えました。

いっぺんに収穫すると1日が忙しくなりますので

前もって、染めるものを湯洗いしたりして下準備をすませ

朝早く、1日に2個の刈り取りをすることに。

洗って、すぐ葉っぱだけに。

苗を1本植えにしたせいかしら? 少ないかもしれませんが

プランター1個で、平均150g位の葉が採れました。

温泉などでくれる白いタオルを、つぎつぎ染めて

じゃぶじゃぶ、水遊び気分を十分味わいました。

上の写真は、染めたタオルを5cm幅くらいに切って

折ってテープ状にしたところです。

何ができるのか? お楽しみに!

最後の2個分の葉は・・・

染めるものが思いつかず、ベランダに干しました。

さすが、真夏の日差し!

手で揉みながら

新聞紙に広げて干すと、30分でこんなに乾きます。

2時間で完成!

パリパリのうちに保存して、

冬になったら、作るものを考えながらゆっくり”干し葉染め” をしようと思っています。

生の葉も、乾燥葉も同じブルーに染まります。

忙しい方は、こんな方法で楽しんでください。

* *

数年前、染めて作った麻のトートバック。

しまっておいたのですけど、使うことにしました。

白のランチョンマットだったとは、思えないでしょ?

二重に縫い合わせたマットがあったので、一ヶ所をほどいて袋にしました。

三つに屏風だたみして、割箸や細幅板で挟んで

染め液が入らないよう、両サイドを輪ゴムでピチッと締め

水に濡らして、水分を行き渡らせてから染め始めます。

注意点は、染めた後、すすぎ洗いはせず

輪ゴムを外して、広げ、ハタハタさせて10〜20分干してから、すすぎ洗いです。

染色ノートをめくってみると

2014年9月14日、母の畑の三番藍 380gを使ったと、記録が・・・

なつかしい。。。

こんな危険な暑さの今年に、母が畑をやめて良かったのかもしれません。

今は他の楽しみを見つけて、とても元気にしています。

一番刈りの藍で「生葉染め」

西日本の豪雨被害、大変ですね。

岡山や広島、愛媛の方々にも藍の種をお届けしているので他人事とは思えず、ため息ばかり。。。

幸せなことに、こちらは程よい雨でプランターの藍がモリモリ育っています。

しっかし、暑いです。

朝と夕方に水やりをしても、昼間はぐったりの藍です。

葉のサイズが10cm。いよいよ染め頃。。。

こちらは↓↓

例の、こぼれ種の苗6本を植えたミニ畑。

7月10日の朝、、、一番刈りをしました。

葉っぱだけにすると、約300gの収穫。

手始めに120gの葉を使って、青汁を作り、化学建て

40gのインド綿のカディストールを染めました。

2年前に染めたものを並べてみると・・・

染めたては、やはり鮮明!

けれど、どんなターコイズブルーもいいなぁ。と思います。

ふわーっと軽く涼しいので、夏なら何枚あってもいいし。。

寒くなったら、2枚重ねて巻いたら素敵かも。。と、スカーフばかり染めている、自分に言い訳しています。

次回は、手作り作品も。。。

* *

茎は、藍が含まれていないので捨てるしかありませんが、

細かく刻んで、煮込んで・・・

 

鉄媒染すると・・・

こんなに優しいグレーのストールが

暑さなんて!と、元気な方にハーブ染めもおすすめします。

1 26 27 28 29 30 66