春の味

毎年、桃かしら?と思っていた木がありました。

今年、思いきって尋ねると

アーモンドの木だそうです。

この木の下で、毎朝、私を待っているのが

ビニールハウスの番犬・チビ君

ミスマッチなところが なんとも可愛い・・・

昨日は春分の日でお休み。

コースを替えて夫と里山を歩きました。

あ〜、遅すぎたみたいです。

目的はつくし摘み

土から出たばかりがいいのだけど、、なんとか許せる範囲で

少ないから、はかま取りも簡単でした。

不思議なのは・・・

このアク出しの 水の色↑↑ 若草色です。

さっとごま油で炒めて金平に

一口でも、毎年食べたい春の味です。

クレソン摘みもしてきました。

ムシャムシャ食べて 春を感じています。

桜、遅いですね〜

野菜の花

3月になって暖かい日はなかったような気がします。

それでも、零れ種の藍が日々大きく育っています。

今年は間引かずに、この苗をプランターに植え替えてみよう。

と、ベランダへ出てみると・・・ベビーリーフが花を咲かせていました。

葉っぱも固そう。。。

2月はこんなに↓↓収穫できていたのに

と、少しがっかり

でも、小さなブーケができました。

生けてみると、母が作ったフランスガラスの花瓶にぴったりです。。。

天国から母が咲かせたのかしら?とも思います。母らしいサインです。

実は、2月の終わり 眠るように旅立った母。99歳でした。

あと、数ヶ月で100歳だったのに・・

「花がかわいいのよね〜」などと藍の畑も怪我をする93歳までやってくれていました。

それまで藍の種も、母が作ってくれていたのです。

父の介護が終わり、74歳で未亡人。

時間を取り戻すかのように、フランスガラスの工房に通い、88歳まで私と一緒に旅も楽しみました。

訪れた先は、北海道から沖縄の各地。カナダ、アメリカ、ナイヤガラの滝も・・・

82歳でオランダ、ベルギーなどヨーロッパへ。84歳で石畳の多いイタリアも歩きました。

タイ、香港、マカオ、上海、韓国などアジアの旅も楽しい思い出の一つです。

ホームに入ってからは、塗り絵三昧

戻ってきた色鉛筆に、母の一生懸命さが表れているような気がしました。

やっぱり、花の色が好きだったみたい。。。

桜染め

今、寒空に満開なのは

ピンクが濃いめの河津桜・・・

そうそう、桜を見ていて思い出したのは桜染め

2年前の今頃、町の桜並木が剪定されている所に遭遇して、染井吉野の小枝をもらってきました。

水に挿してしておいたら咲くかしら?

「咲かないよ」とあっさり植木職人さん

じゃ、染めてみようと

何度か煮こぼして、黄色の色素を追い出し、アルカリ抽出で澄んだ赤色の染め液をめざします。

アルカリ剤は、掃除用の重曹を使いました。

煮出し液2番と5番では赤みが違います。

染め液は数日置くと、赤身が増すようです。

テスト染してみました↑↑

最終的に4番・5番液を足して

↑↑ 古くなったコットン・ブラウスとシルクのスカーフを染めました。

2番・3番液では

お出かけセット・・・

ここまで染めるのに約1週間かかりました。楽しかった〜

詳しくは、2022年2月のブログ・アーカイブスでご覧ください。

秋になったら、桜の落ち葉でも染まります。

Youkoさんのセーター・・・今年も着てくれています。

染め方は、2020年11月のブログ・アーカイブスをご覧ください。

リンクしないところが私らしい、、、

アボカドの種

雨降りが3日も続いていています。

天皇誕生日で 今日から3連休。

なのに、、どこにも出られずに キッチンで常備菜作り

こんな時間もわりと好きです。

ふと、窓辺をみると・・・

おーっ、待っていました!

毎朝食べるアボカドの種。

10月に水栽培して4ヶ月。暖かくなってから試せばいいのに、、

6個水に浸して、芽が出たのが2個

これで充分です。

10年もすると・・・

こんなに大きくなります↑↑

捨てる皮や種で、もう一つのお勧め

染めてみませんか↓↓

こんなピンク系に染まります。

染め方は、2021年12月のブログ・アーカイブをご覧ください。

初めてのヤシャブシ染め

先週、ハイキングで拾い集めた可愛い実はヤシャブシでした。

カバノキ科・ハンノキ属・ヤシャブシ

漢字で書くと夜叉五倍子、又は矢車附子・・・

染色材料店で売られているように、松ぼっくりに似た小さな実を使って白い綿ストールを染めてみました。

綿ストールの重さは42g

拾った実は59g

ネットで調べるとたくさん情報が出てきます。

古来よりお歯黒とか黒染めに使われていた染料のようです。

ならば、と鉄媒染で染めてみました。

↑↑ 空五倍子色(うつぶしいろ)

黒にはほど遠いけど、、、色の名が日本の伝統を感じます。

黒色に染めるには、藍で下染めした上にヤシャブシで何度も染め重ねる。とありました。

そんな根気はないので、私の方法です。

拾ったヤシャブシは水で洗い、ゴミを取り除いておきます。

実を水で煮出す(沸騰したら弱火にして15分煮る)

ザルで濾して、1回目の抽出液は雑味があるので使いません。

2回目から水切りゴミ袋に入れて煮出すと漉す手間が省けます。

3回目、4回目の抽出液を合わせて染め液にします。

人肌に冷めた染め液に、精錬したストールを入れて煮ていきます。

中火にかけ、沸騰したら弱火にして30分。黄色が強い茶色に染まります。

ストールを繰りながら1時間以上かけて冷まします(ここまでの工程を染色と言います)

ストールがゆったり泳ぐほどの水を用意し、ストールの重さの10%量の木酢酸液を入れ、鉄媒染液を作ります。

30分浸すと、あらっ不思議!グレーっぽく変化します(この工程を媒染といいます)

流水でよく洗い、干して乾かすと

出来上がりです↓↓

何度か、染色→媒染を繰り返すことで濃いグレーに染まるようです。

ヤシャブシの使用量も少ない方が黒に近い色が出るとか・・・いろいろ知識を得て

ヤシャブシとの出会いが楽しみになりました。

染まる実 かしら?

今日は建国記念日で、明日もお休み

この三連休は冬枯れの山々をハイキングする予定です。

今日は曇り空で、ぽちぽち雨が、、さあ帰りましょう。と、ふと空を見上げると・・・

可愛い形の木の実!

あれ↑↑何かしら?

急にワクワクして、、辺りに落ちた枝をかき集めると

やっぱりかわいい。。。

崖の上に登って、上から見ると

わ〜、冬芽が出ていました。

グーグルレンズで検索してみると「ハンノキ」

葉が付いていないからかしら? いまいち信用できない

納得できずに、、パソコンで調べると

カバノキ科・ハンノキ属「ヤシャブシ」

これが、夜叉五倍子か!

染色材料店で見たことありますけど、、、まさか拾えるなんて

本当に染まるのかしら? 試してみますね。

染め布でクッション

1月が過ぎて、昨日は節分。

豆まきしましたか?

鬼はイワシが苦手なそうです。

暖冬なのですね。庭に出てみたら、零れ種の藍が芽を出していました。

そろそろ庭仕事かしら。。。

今は、雪の結晶のようなシルバーリーフを楽しんでいます。

姫足摺ノジギク

コットン・ラベンダー

今日は立春。なのに、朝から冷たい雨・・・夕方 止みましたけど、明日も雨予報

なので、久しぶりにミシンを出して、簡単なクッションカバーを作りました。

ファスナー付けも久しぶりです。

古くなったハーブ染め毛糸のクッション達に喝を入れたような・・・ですね。

ロフトに眠っていた玉ねぎ染めのウールです。

黄色系はみようばん媒染、茶色系は鉄媒染

明日は、夏用に

この↑↑ 車輪梅( だったかしら?)で染めた麻で作ってみようと思っています。

*  *

能登半島地震から1ヶ月。

家の崩壊で住まいを探す方々、断水や停電が続いて苦労されている方々など・・・

雪の寒い中、どんなに辛いことでしょう。

温かい部屋で好きな事をしている私は、それだけで幸せ。

皆さまが1日でも早く 安心して暮らせるよう、復興、復旧を祈るばかりです。

冬晴れのお出かけ

散歩の道は今、 雪?と見違えるほど白梅が咲いています。

昨日はフォトグラファー・東海林 波王さんの写真展に行ってきました。

人が多くてぶつかりそうな渋谷駅から 歩いて5分

桜丘にあるギャラリーZakura

テーマ「海に飛び込んだ」は、フリーランスになって4年目を迎える彼の心境が散りばめられていて、若いっていいなぁ。。。

海っていいなぁ。。。と感じました。

それで、私も生まれ育った海に途中下車!

横浜の海はどんどん埋め立てされ、次々巨大ビルが立ち、アリーナが出来、と止まることがありません。

けど、若い頃の思い出はいつもここ↑↑

大桟橋から山下公園、マリンタワーを眺めながら 歩いて元町へ

此処だわ!

「ガーリック・ジョー」友達のお店です。

数日前 夫のインスタで見たこれ↓↓

季節限定のアップルパイ・・・

食後におすすめと書いてあったけど、食べられるかしら?

心配でしたけど・・・ピザが出た後、ステーキ↓↓

どれも美味しくて、

食後のアップルパイも ペロリでした。

懐かしい元町商店街。以前は歩いて帰れる距離に住んでいました。

今は小さな旅気分。

藍の種プレゼント

少し早めですが、今年も藍の種を差し上げています。

今は寒くて、想像できませんが・・・

年々、暖かくなる日が早いのでスタートいたしました。

ご希望の方は、84円分の切手を同封の上、封書でお申し込みください。

住所は石井せつ子のオフィシャルホームページをご覧ください。

初夏には、こんな水色に染まります。

昨年は、あまりにも暑くて、、、

麻のシャツブラウスとストールを染めただけ・・・

あとは、乾燥葉にして保存しています。

夏だけでなく、一年中楽しめる染料です。 ぜひ、ご応募ください。

極寒の日曜日

朝がたの気温−3℃。こちらでは珍しい寒さです。

昨夜の雨のせいか、水たまりが薄凍り↓↓

いつもと違う写真が撮れるかも。。と寒さに耐えて早朝ウォーキング

食事中のシラサギ家族に出会ったり

見向きもしなかった雑草が、やけに素敵に見えたり

しばしアートの世界・・・

そして、徐々に朝日が高くなり・・・

その魔法は消えていきました。

* *

午後からは、 飛ばされそうな北風の中

真冬の火祭り・どんど焼きに出かけました。

今年はお隣の町・大磯の左義長(さぎちょう)へ

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