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藍の生葉染め
藍って不思議。
葉っぱと水でジュースを作り、その中に布や糸を浸すだけで水色に染まるんです。
そんな驚きを多くの人に感じて欲しくて、毎年『藍の生葉染め教室』を行っています。
7月7日は、七夕でにぎわう平塚からお二人が初参加。
経験ずみのKさんの提案で、染める前と後の写真を撮りました。いい考えですね! 参考にしてください。
去年は格子織りの白いストールを染めたkさんは、和布にチャレンジ。布ぞうりの鼻緒に使うそうです。
初参加のK子さん。輪ゴムで数カ所結んで、絞り染めをしました。
はじめから藍で染めたようなAさんのストールは、ブルーをかけて着こなし易く。
模様のあるスカーフも、イメージチェンジ。
新鮮な色に生まれかわって、また活躍してくれそうです。
火も薬も使わないで、短時間でこんなにステキに染まるのが楽しいのよねぇ。。
ただ、生葉でブルーに染められる素材は、シルク・ウール・ナイロンです。
藍染めといったら木綿や麻のイメージなのに・・・変ですね。
いつか、木綿や麻、レーヨンなどが染まる方法もお教えしたいと思っております。
清流
先日、月刊 ”清流” の取材と撮影がありました。
〜きらめきびと〜
きらめいていないかも? 知れない私に、編集のNさん勇気がありますね。
「キッチンは主婦のアトリエ」という考え方に、興味をもってくださったようです。
当日の朝、記念にハーブ染めのハンカチをさしあげようと、ローズマリーで染めていたら、そこから撮影、、。
とりとめのない私のおしゃべりが、はたして、皆さんのためになるのでしょうか?
主婦たちへ贈るこころマガジン ”清流” 9月号
8月1日発売です。
梅雨どきの藍
藍はお元気ですか?
私も心配で、雨があがったので、母の庭へ行ってきました。
大丈夫!
このように順調に育っておりました。
これからも、雨と陽射しを浴びて充実していくことでしょう。
と、いうことで、今年も、『生葉染め』レッスンの日程を決めました。
詳しくは、ホームページ ”レッスンのご案内” へ。
ポジャギの国へ
3泊4日でソウルに行ってきました。
以前。大阪のハウスメーカーさんから、ハーブ染めの布で ”間仕切り” を。とのご依頼があり、
一枚のコピーをいただいたのが、『ポジャギ』との出会いです。
韓国の昔の女性が、一針一針縫いつないだという布は美しく、写真でみるかぎり抽象画かステンドグラスのようでした。
では、わたし流に・・・
と、シルクオーガンジーで作ったのがこれ。簡単に読者が作れるように、ジグザグミシンでコラージュしました。
こちら↑は2冊目の著書『ハーブ染めの贈りもの』藍の生葉染めのページ作品。 今でも西田碧さんから習ったビーズの縁飾り・蝶ちょを四隅につけて使っています。
これをみるたび、本物ってどんなもの?。。。 心のどこかにあったのでしょうね。
いつか、と思っていた、韓国刺繍博物館を訪ねてみました。
ここには、朝鮮王朝時代 (1392~1910年)の女性が愛用していた、生活刺繍品などが展示されています。規模は小さいのですが、名もなき女性の作り手たちと、じっくり向かい合えて、特別な時間を過ごしました。
物を包んだり、覆ったりする四角い布を、一口に『ポジャギ』と思っていましたが、刺繍をしたものを『刺繍ポジャギ』 端切れを縫いつないだ布を『チョガッポ』というそうです。
刺繍博物館の看板です。今はナビがあるからほんと便利。住所をタクシーの運転手さんに渡すと、ちゃんと連れて行ってくれましたよ。
ソウルにはショッピングに訪れる人が多いとか、、、こうして文化を訪ねるのもいいですね。お勧めします。
な~んて、親子そろって明洞にくり出して、メガネ。作っちゃいましたけど、、、
繁華街や市場を歩いたり、情緒ある伝統家屋の家並みを散策したり、Nソウルタワーからの夜景もとてもきれいで、のんびり漢江クルーズも楽しみました。
宗廟の日本語ガイドさん。
地下鉄に乗ったり降りたり、在来線にも乗車。親切な人たちとの思い出もたくさんできました。
母は7月で88歳。これで米寿のお祝いになったのかしらん?
今朝の庭から ワイルド ストロベリー
朝摘みの花たちです。
バラが加わると なんだか優雅になります。
つぎつぎ実をつけるワイルドストロベリーは、ダンゴ虫と競争して食べています。
余談ですけど、、イチゴの葉は、乾燥させてから染めると、生の葉よりよく染まりますよ。
幸せを呼ぶ、つるサマースノー
年老いてマイペースになったエルの散歩は、朝の4時。
人気のないミステリアスな早朝の雰囲気は、エルと一緒でなくては味わえないかもしれません。
けど、道行く人もなく、孤独感がちょっぴり。
『今年もきれいに咲きましたねぇ。毎日癒されていま〜す。』
遠回りをして、我が家の前を歩いてくれているルナママさんが、今日はピンポ〜ンしてくれました。
久しぶり~~っ。
バラに包まれた美女子二人。とは、いえませんけど、、、うれしそうなエルでした。
いつか、きっと、こんな日がいい思い出になるのでしょうね。
つるサマースノーが咲いてくれたおかげです。
畑の誘惑
からっとした、爽やかな休日。
『たまには、来ない?』のお誘いで、お茶とお菓子を持って、ご近所さんの畑へ行ってきました。
キュウリがそろそろ。 ジャガイモの花も咲いています。
鳥のさえずりをききながら新緑の道を歩くと、空き地を利用して野菜づくりをしている人。花壇に小さなキッチンガーデンを作っている人。土に親しむ人たちがなんて多いことでしょう。
そら豆って、空に向かって成長するのでそら豆って言うの、知ってました? さやが下を向いたら、食べごろだそうです。
絹さや、スナップえんどう豆、紫玉ねぎ、サニーレタス、人参。
わいわいと収穫して、いちご狩りのような楽しさでした。
畑もいいですね。
木陰に作ったテーブルセットが居心地よくて...ついそんなこと言ってしまいました。
小さな庭で、精一杯なのに、、、
気がつくと。。。5月
驚いたことに、パソコンのスイッチを入れるのは、今月初めて。。。
ゴールデンウィークは、夏物入れ替えとか、ただの主婦になっていました。
さて、毎年、買ってしまう苗の一つが、このナスタチューム。ハーブと聞いて驚かれる方も多いことでしょう。
1冊目の著書『暮らしを楽しむハーブ染め』が出てすぐのこと。読者からの最初の質問が「ナスタチュームでも染まりますか?」でした。
当時、60種類以上のハーブで染めたカラーチャートを作りました。が、ナスタチュームで染めたことがなく、編集のNさんとおおあわて!!
試し染めをしましたら。たくさんの量を使っても淡い色にしか染まらないことが判明。ディルやルッコラと同じように、「染めるより、美味しいものは、食べましょう」とお答えしたと思います。
無理をせず、「ハーブが余ったら染めてみましょう」今もその考えは同じです。
フランスではキャプシーヌと呼ばれるナスタチューム。
今ごろの季節にプロバンスを訪れると、こんなサラダに出会えますよ。
ピリッとした辛さの花と葉は、まるでワサビ味!って感じがしますが、ヨーロッパの人々はクレソンかマスタードの味と感じるようです、
若い種はすりおろしてワサビの代用になりますが、観賞用として十分な魅力があります、。
4月の庭 マリレーン
桜の花がなくなると、春は急ぎ足になりますね。
何年も前から、チューリップは全滅した。と思っていましたら
4月はじめ。すくっと一本 ( みえますか?写真中央 )感激でした。
微妙に色づいていくプロセスを、わくわくしながら味わっていました。
ユリ咲きの高貴な花姿になるまで2週間。
一緒に植えると素敵よ。と、黒紫色の花 “クイーン・オブ・ナイト” とセットでくださった園芸家の光江さん。私も” マリリン ”を マリレーンと呼ぶほうが好きで、そう呼んでいます。
チューリップといえばオランダを思い浮かべますが、実はトルコが原産地だそうです。