湘南オリーブ染め

ベランダのオリーブの木2本に、今年もたった一つ・・・実がなりました。

これぞ一粒種、、、

どうやら、違う種類を植えないと何年たっても実りは期待できないようです。

今日は、そんなオリーブを学べる「湘南オリーブフェスタ2021」に参加しました。

なにを隠そう!わが町は関東を代表するオリーブ栽培の聖地。

偶然、2週間前ウォーキングで出会った女性が、ここ↓の地主さんで、裂織の作家さんだったのです。

私の興味はオリーブの染め色。。

我が家から歩いて3kmくらいの所

この先は、千年の歴史を持つ川匂神社。

その脇の坂を登ると、会場です。

数年前までは、ミカン山とミカン小屋だったそうです。

テラスで、ユニバーサル農場さんの湘南オリーブオイルの試食&販売

屋内にはオリーブを材料にした製品や雑貨、オリーブ盆栽の展示など・・・

あの素敵な裂織作家さんが迎えてくれた作品展示室では、結城紬をやっていたお客さまが同席したりで、つい長くなりました。

剪定して、捨てられるはずの葉や枝で染めたオリーブ染め。

なんて、力強い色なのでしょう!お願いして、撮らせていただきました。

オリーブをたくさん使うのでしょうね?と 伺うと、そうでもなくて、媒染剤を多めに使うそうです。なるほど。。。

外では、オリーブ畑の散策ツアー。

楽しそうなワークショップビレッジ。

休日はお茶や食事ができるのではないかしら?

勤労感謝の日まで開催しています。

パンフレットの写真です。

今、ザル菊が花盛り。

お近くの方、歩いてみてください。

日本初のコンサートホール

コロナが落ち着いて、何となく平和な気持ちになりますね。

昨日はハイキング、今日は演奏会・・・と、行動的になっています。

今日の行き先は、築67年のコンサートホール。

戦後、日本で初めて造られた音楽専用の建物です。

そこで横浜市が国際的に活躍したピアニストを招待する。ピアノ演奏会がありました。

今でこそ桜木町は、横浜の観光スポットの一つですが、、、

30年以上前は地味〜な駅でした。

このランドマークタワーが出来た時は、びっくらぽんでした。

今回は、←神奈川県立音楽堂。ここへ行きま〜す。

道路で線を引いたようにレトロな地区です。

紅葉橋を渡って、急な紅葉坂↓↓を上ります。

子供の頃は、全面石畳でエキゾチックなエリアでした。

上りきると、左が奉行所跡。道路を挟んで右が県立音楽堂↓↓

正面に見えます。

左が青少年センター、その奥が県立図書館。

音楽、映画、絵画観賞会、と学生時代はお世話になりました。

懐かしくて早めに来たのに、もう人の列。

改装工事をしたようで、少しイメージが変わりましたけど、、

ル・コルビジェの弟子だった設計家の味が残されていて、いい建物だなぁとあらためて思いました。

奥に見える紅葉は、掃部山(かもんやま)公園。横浜の開港に貢献した井伊直弼の像が立ち、シックな能楽堂があります。

午後4時から始まった演奏会は3時間。

ダニエル・チョバヌ氏はルーマニアからリモート演奏。

2018年に浜松国際ピアノコンクールに優勝し、室内楽賞も受賞したトルコのジャン・チャクムル君 ( 可愛くてつい、君づけ、、)はシューマンをたっぷり。

私のお目当ては、アメリカから招待したケイト・リュウさん。

2015年のショパンコンクールで3位。マズルカ賞まで獲得したすばらしい演奏が印象的で、こんな日が来るのを楽しみにしていました。

モーツァルト:ピアノソナタ第8番,,,,,

ショパン:バラード第1番 ,,,,,,

想像どおり、キラキラと泡立つ美しい音色にうっとり。。。

*  *

来年は、どんなピアニストが選ばれることでしょう。

会場は、リニューアルされた「みなとみらいホール」

この工事のおかげで、古巣に戻ることができて、ラッキーなこの年になりました。

金時山ハイキング

私が住んでいる吾妻山から見る富士山。

その左に↑↑ぴっと立つ、三角の山が金時山です。

どんな山なのでしょう?

週末に、 急に思い立って行ってみました。

それも 車ではなくて、バス旅。。。

小田原駅から約50分。紅葉を眺めながら「仙石」で下車。

午前10時。ここから徒歩の始まりです。

国道沿いを歩くと右に”金時山入口”の標識。

別荘地内の道は、のどかで緩やかな坂道です。

1時間10分歩けば 頂上ね。。。と軽くみていると

半端ない山道の連続・・・

木の根が丁度良い手すりとなって、ふーふうして登ること30分。

おお〜っ!休憩所

昔は茶屋があったらしい・・・矢倉沢峠

「頂上は富士山がすごく綺麗でしたよ!」すでに降りて来る人たちが声をかけてくれる。

手前の山のその奥にそびえるのが金時山だそうです。

あと40分で頂上ね!

光が燦々と降りそそぐ、細い山道へ ・・・

あらこんな所に、桔梗!

マツムシソウだわ。などと目線が野の花にばかり、、、

ふと、後ろを振り返ると、、わーぉっ!

バスを降りた 仙石原の町が一望。。。

左に見える山の噴煙は、黒卵でおなじみの大涌谷。

さぁて、頂上に向かいましょう。

驚くなかれ、、なんと!

次々と急斜面が続出、、40分たっても頂上には着かない、、、

でも、眼下は素晴らしい。。。

「あと、ひと息ですよ」下山してきた人たちの励ましが嬉しい。。。

さらに分岐点から20分もこんな岩場を登るのです。

帰りはこの道を下るのね、 怖いな〜。

怖気ずいている矢先に、突然の空間??

やった〜! 山頂です。

けど、富士山は雲で見えない、、残念〜。

時計をみると12時05分。

山道もラッシュだったけど、、山頂も人、人、人。

やっと見つけた岩に腰掛けて、こんな大自然をおかずに、おむすびを頬ばりました。

来て良かったわ!

いつも行く芦ノ湖が、水たまりのように小さく見えて”箱根の真珠”って呼びたいほど美しかったです。

帰り道は、金時神社に出るコース。

眺望は望まず、山を下る。というか、転がるように、かなぁ。。。

立ち止まるのが難しい岩や石。

1時間ほどで、大きな岩のような石?に出会います。

「金時宿り石」という観光スポットです。

力持ちの金太郎がマサカリで割っちゃったの?と思っていたら、、マサカ!

金太郎と母の山姥が暮らしていたと言われる大きな一枚岩だった。後の世に、突如として割れてしまったそうです。

ここまで来ると、下界感が出てきます。

標識どおりに山道をいくと、金時神社。

無事帰れたことのお礼を申し上げて、ほっとしました。

頂上から約1時間半。

久しぶりの登山靴で爪先が痛い。。。のを我慢して国道を歩いて、

仙石バス停の近くのお土産屋さんに立ち寄ると、、、お帰りなさ〜い!とハーブティー。

とても美味しかった!

ついでに、日帰り湯も紹介してもらって、、、

大涌谷の天然温泉、良かったです。

野天風呂でゆっくり、じっくり浸かって身も心も癒されました〜。

次の日は、港・横浜へ出かけました。

長くなるので、また後で。。。

藍の種、たくさん!

3〜4日前から庭仕事に精を出しています。

先ず、藍の刈り取り。

プランター1個でこれくらいの種が取れました。

ここでやめておけばいいのに、今年はプランター4個分の種。。。

たくさんできました!

今日はミニ畑を刈りました。

さすがに多すぎて、、だいぶ捨てました (心が痛みます)

こんなに焦っている訳は、、、

次なる冬の苗↑↑を買ってしまったから、、です。

プランター4個を使い回すって、結構忙しい。。。

「がんばれ〜〜」と、頭上に干した藍が秋風に揺れています。

よく見ると、黒く光った種がちょこっと・・・

花殻が乾いたら、もらってくださいね。

来年早々に、お知らせします。

鬼が笑いそう。。。

ピアノの調べ

とうとう終わってしまいました。。18回・ショパン国際ピアノコンクール。

ノクターン・エチュード・バラード・ワルツ・マズルカ・スケルツォ・プレリュード・ポロネーズ・ソナタetc・・・

そして、ファイナルはコンチェルト1番・2番。。。この数週間で、何年分のショパンが聴けたことでしょう。

偶然、2018年に始まったNHKアニメをみて、すぐ原作の「ピアノの森」に夢中になったのは、このショパンコンクールがテーマだったからでした。

一色まことさん描く、主人公・一ノ瀬 海と音楽の先生との交流がとても暖かく心に染む物語で、最後の最後まで感動!!

ずいぶん前だけど、、貸してくれたパオ君ありがとうね〜。

そのアニメで、先生・阿字野壮介のピアノを演奏していたのが、今回2位に入賞した反田恭平さん!

この漫画がきっかけで出場を決めたそうです。

コンテスタントの皆さん、みんな個性的で素晴らしい演奏・・・

眠い目をこすってライブ配信に毎日ワクワク。。。幸せな時間でした。

YouTubeさんに感謝!

* *

バラード4番が聞こえるような・・・

プランターの藍が秋深し。。になっています。

ミニ畑は、まだ緑を保っています。

緑葉のうちは水色に染まります。

ひまわりの花びらで毛糸を染める

ハーブ染めをご案内するのは、久しぶりです。

染め方はシンプルな 「同浴染め」

ハーブを煮出した抽出液の中に、媒染剤を入れ、その中で毛糸を煮て染める方法です。

今回は、ひまわりのドライ花びら28g で、毛糸玉50gを三等分にして、三色に染めました。

毛糸の成分は、アクリル47%・アルパカ36%・ウール9%・ナイロン6%

こんな色に染め上がりました↓↓

アクリルは染まらないので、いつもより淡い染め色です。

まず、この3色に染めるための媒染剤を用意しましょう。

(Al)焼きみょうばん ・・毛糸の重さの5%量(生みょうばんなら10%)

(Fe) 木酢酸鉄 ・・毛糸の重さの10%

(Cu) 銅媒染剤 ・・毛糸の重さの15%

下準備はもう一つ!

染まりやすくするために・・・

ゆったりと泳ぐ量のぬるま湯に浸します。

毛糸の重さの50〜60倍の水を用意し、袋に入れたひまわりの花びらを煮込みます(ここでは3ℓ 強の水)

はじめは強火、沸騰したら弱火にして50分〜1時間煮込みます。

火を止めて、冷ましたあと、袋を取り出し (なるべく絞らない)抽出液が完成!

蒸発などで減るので、水を足し、毛糸がゆったり泳ぐ量にします。

3つのボールに等分に分け、それぞれに媒染剤を加えて3種類の染色液を作ります。

ここでは、1色約20gの毛糸×60倍として1,2ℓの染色液。

焼きみようばんは、少量の湯で溶かしよく混ぜます。

絞った毛糸を入れて、よく馴染ませたら弱火にかけます。

2つ目のボールには・・・

木酢酸鉄を入れて 鉄媒染↑↑

3つ目のボールには銅媒染↑↑

よく馴染ませて、順次、弱火にかけていきます。

こんな芸当をしていますが、一つ一つ行なってもよいのです。

均等に染まるよう、糸を動かして、沸騰したら5分で火を止めます。

ときどき糸を動かしながら、自然に冷まします。

手を入れても熱くないほどに冷めたら、洗います。

急冷を避けるため、ぬるま湯から始め、徐々に水にしていきます。

脱水したら、糸をさばいて・・・

毛糸の輪の中に腕を通し、パンパンと引いて伸ばしてから干します。

よく乾いたら完成です。

ウールは、何回も沸騰させると繊維を傷めるので、この同浴染めが最適です。

庭がなくても、ハーブ染めはできます。

キッチンの戸棚に眠っている健康茶やコーヒー、スパイス、玉ねぎの皮などが染まります。

今回使った道具を撮ってみました。

*計量カップ& ペットボトルで作った計量ボトル

*微量を計れるキッチンスケール

*小さじ1/2(2.5ml)

*ボール・・・容量5ℓ 1個・2ℓ 入3個

*菜箸・・・3本

三角コーナー用の不織布ゴミ袋を入れるの忘れました、、、

時間がたっぷりある日に、ぜひお試しください。

ハーブ染めの毛糸

今、ワルシャワで行われているショパコンが楽しくて、毎日 ショパン三昧。。。

ひまわり染めのご案内が遅くなって すみません、、

ちょうど、ドライハーブの整理を始めたところで、そのお話から・・・

春〜夏の元気なハーブをご覧ください↓

新鮮なうちに細かく切って、ことこと煮込んで染め液を作るのは贅沢なことだけれど、夏はとにかく暑い、、、

こうして吊るして干して、何を染めようか?貯めながら時間をかけて考えるのも愉しいものです。

いままで、いろいろなハーブで毛糸を染めてきました。

黄色系に染まるのは アルミナ媒染 (Al)

茶系・グレー系に染まるのは 鉄媒染 (Fe)

同じ植物でも、媒染剤によって色の出かたが違うところがおもしろいのです。

セーター1着を染めるは大変ですので、、私は少量を染めて、こんな風に使っています。

得意じゃないけど、、かぎ針一本で自然の色の組み合せ。

いつの間にか、モチーフもどんどん。

それで5日前、ひまわり染めをしました。

”ひまわり”の花びらを使ってハーブ染め。簡単ですが、、、

長くなるので、、、染め方はまた明日。

震度5弱の地震

昨夜10時42分の大きさい地震。怖かったですね。

大丈夫でしたか?

東京や埼玉では10年前の東日本大震災以来の強い揺れだったとか、、

こちらも震度5弱。整理中の食器がガシャガシャと鳴り 一時 騒然となりました。

なぜか?私は、先週の台風以来、片付け魔になっています。

非常持ち出しをチェックしたり、ガサゴソと外物置を整理して 災害用品を入れたり・・・

本当になるからやめて!と夫に言われたけど、、、3日目で当てちゃった!

これらを 使わずに済んだのが幸いです。

整理して良かったのは、手巻きダイナモのランタンラジオが出てきた事。

昨夜の地震で使ってみると、一つは故障していました(さすが、SONYは音がいい!)

非常用と言わず、ときどき聞いてみるといいですね♪♪

我が家は食器の多い家で、キッチンの他

ロフトへの階段を利用して↑ こんな所に収納。

扉を開けると・・・

わーっ!恥ずかしい、、これでも だいぶ減ったのです。

板を支えるビスが1個の時は、ある日の地震でドカッと外れ、揃いのカップや皿が無残に割れたことも、、

数年前、金属ビスを打ち込んで補強したので、今回は無事でよかったです。

それにしても、、、

昨夜は、揺れに驚くばかりで何もできなかったのが、 情けない、、、

絶滅危惧種

10月の幕開けにいきなり台風。ご無事でしたか?

こちらは、夜明け前から大荒れの風と雨。庭の木々が心配な1日でした。

静かになって、恐る恐る雨戸を開けると・・・

淡い夕陽に照らされた藍が生き生きとしていて、ほっとしました。

倒れないよう麻紐で結んでおいたのが、よかったようです。

昨日は秋晴れで、駅向こうの吾妻山公園に半年ぶりに登りました。

銀杏の実を踏まないように 気をつけながら、、、

たまには空から眺める我が町も いいものです。

こんなにご機嫌なのは、この写真↓

前日、夫が撮ってきた摩那蘭(マナラン)

ニョキッと茎に花。根も葉も持たない野生のランで、キノコの栄養に頼って生きている不思議な蘭なのです。

「明日には咲くわね」と、朝が来るのが楽しみでした。

ルンルン山道を歩くと、、夫の足がハタと止まり「あれっ!ない!」

ウソでしょ!盗掘されていたのです。

絶滅危惧種の貴重な花を盗むなんて!こんな心のない人がいるのですね。許せません!

腹の虫が収まらなくて、、、

やけ食い といいますかね。

芝生に腰を下ろして朝ごはんにしました(笑)

春には銀蘭や金蘭も咲く自然公園です。とるのは写真だけにしましょうね。

藍の花が咲く頃

昨日は秋分の日でした。

曼珠沙華が咲いたらお彼岸ね。っていつも思います。

一週間前。この道をずっーと行ったところで畑の直売所をみつけて・・・

採れたての野菜を持てるだけ買いました。

だって「うちはみ〜んな100円!」「スーパーに行ってみな、こんな値段じゃ買えないよ!」なんて、ネギを束ねながらお婆さんが、、、

確かに、今、野菜高騰。。。

お得かな? これも100円でした。

風通しのいい日陰に干して、一週間。

ジャーン!

いつもの唐辛子、完成!

さっそく、スパイス棚へ。

私は、料理の他 クリスマス用のリースに使ったりしています。

昔、カイロのなかった時代。靴下の中に入れて足を温めたそうです。

*  *

久しぶりに、庭の藍です。

花が開き始めて、これも一週間。

プランター4個が一斉に背を伸ばし、広がって、倒れて、、、

洗濯物を干すのに、めちゃくちゃ邪魔です。 が、この景色が好き。

種ができたら、また、もらってください。

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