若葉の森林浴

昨夜の雨から想像できないほど、、今日は 朝から快晴! 

気持ちいいです。

はりきって 駅向こうにある 吾妻山公園に登りました。

生まれたばかりの緑・・・

食べられそうに柔らかい若葉・・・

爽やかな光と若草色に ただ ただ感激して歩きました。

お目当ては、もう一つ↓

絶滅危惧種・キンラン(金蘭)

今日は、咲いている場所を3カ所見つけました。

ギンラン(銀蘭)は2カ所、まだ10cmにも満たない新芽でした。

今は 滅びゆく自生種ですが、子供の頃の祖父の裏山にはこの金蘭・銀蘭が咲き誇り、花束にして学校に持っていった記憶があります。

これから大切に見守って行けば、そんな日が戻ってくるかも。。。

くれぐれも、盗掘はNGです。

展望台は菜の花が刈り取られ、夏のコスモスの準備中。

つくづく、自然はいいなぁ。。。

久しぶりに晴れた一日が、こんなにも幸せ気分にしてくれるなんて!

P,S

清楚で美しい咲き方をしているキンランの写真が 夫から届きました ↓↓

姿勢良く すくっと立って、バレリーナみたいですね。

緑色の桜

ご存知でしたか?グリーンの桜

Tさんが雨上がりの庭から摘んで来てくれた小手鞠、シラー・カンパニュラータの中に、ひときわ不思議な色・・・

ギョイコウ桜と呼ぶそうです。

何度聞いても覚えられないので、とりあえず名前、名前。。。

ついでに押し花にしました。

調べたら、ギョイコウは「御衣黄」と 漢字で見ると何となくわかります。

御衣とは貴族の着物。平安時代の貴族の衣服の浅黄色に由来するらしく 江戸時代から見られた珍しい桜。

淡い緑から徐々に黄色っぽく、最盛期を過ぎると花の中心から赤く染まっていくのが特徴・・・

こんな桜がご近所さんにあったとは!

人から見られない場所に咲いているので 目立たないらしい。。。

確かに 姿も色も控えめ

ソメイヨシノとは競う気もなく、花言葉どおり 心の平安や優美さが感じられて いいなぁ。。。

関東地方では、皇居や新宿御苑などの大きな庭園で見学できるそうです。

やはり、高貴なんですね。

* *

一夜明けて・・・

晴れの日曜日。の はずが 雨模様、、、

降る前に、畑を歩いてよかったです。

手前の花から、ブロッコリー・大根・白菜。まさしく菜の花らんまんでした。

そういえば、昨日の押し花。大丈夫かな?

そっと開けてみると、こんな↑でした。

パリッと乾いたら何に使おうかしら? まず 栞かな。。

あっ!この本ですか?

お洒落なイラストと「ボタニカ」の題に惹かれて読みました。

明治の世を天真爛漫に駆け抜けた植物学者・牧野富太郎の、ありえへん94年の生涯。

来年春に始まる NHK連続テレビ小説「らんまん」のモデルになりました。

主人公役は神木隆之介さん。今ごろ土佐弁を猛練習中かも知れません。

明るく貧しさに耐えた妻役はどなたが演じるのでしょう。今から楽しみです。

ミントウォーター

冬の寒さから一転、、夏のような暑さです。

温かいハーブティーから、こちらも一転

冷たいミント・ウォーターを作りました。

よく洗ったミントを浄水に数時間浸しただけです。

アップルミントを使ったので、ミントとりんごの香りがほんのり。。。

今日は、庭仕事の合間に水分補給。

「あー、おいし〜い!」。。ただの水より体に良い気がします。

爽快で、その後の仕事もはかどりました。

飲んだら、水を足して また冷蔵庫へ。2日くらいで飲み切ります。

ミントが増えてお困りの方、お試しください。

レモンやオレンジの皮を入れたら、ホテル並の美味しさです。

* *

桜の花。まだ頑張っています

それが嬉しくて、、、

毎朝、花吹雪の舞う中を歩いて、花筏が流れるのを眺めたりしています。

庭も 日々変化して、植え替えなどで 忙しくなりました。

今日の藍です↓↓

種まきから3週目です。 晴れたお陰で双葉が大きくしっかり。。。

これから種まき。という人がいるかも知れません・・・

試しに、2回目の種まきをしました。

以前は、桜が咲き終わってから蒔いたものでした。遅くはないですよ。

藍の種、発芽しました。

種まきから2週間目。

出てます!藍です↓↓

5mmにも満たな小さな双葉。。。

接写して、、、あらっ!

白く長い根が写っています。

スケルトンの容器だからわかったものの、根の力ってすごい。

浅かったかしら? と少し反省。。。

蒔きすぎは 毎度のことで、、早めに間引かなくては、と 今からあせっています。

* *

昨日からずっと冷たい雨が降っています。最高気温11℃。風も強いです。

4月でこの寒さは5年ぶりだそうです。

ひと雨ごとに春になる。って言いますから、しかたがない、、、

日々、新しい芽が伸びる感動と、、桜の花が散っていく寂しさを味わいましょう。

明日は晴れるといいですね。

2日前に歩いた散歩道は花びらの絨毯でした。

今年もいい桜です。。。

桜が咲いた!

桜、咲き出すと早いですね。

こちらは3月21日に開花。

花冷え・花曇りの日々に安心していたら・・・

28日の朝です↓↓

声をあげてしまうほど綺麗に咲いていて、夢のようでした。

朝ごはんも早々に、その日は鉄道マニアが集まる山北へ行って来ました。

1時間に1〜2本しか来ない電車を待って、パチッ!

タイミングを逃しては、、、あ〜ぁ!

後ろ姿ねぇ、、。などと、スリルも楽しみました。

29日は、花冷えを越して冬の寒さ。。

30日は、生まれ育った横浜へ。

晴れた空。満開の桜に友達と14kmも歩きました。でも、、話に夢中で写真撮らず。

そして、今日。

我が町の桜です。

やっぱり、好きです。。。

この、おおらかな咲き方。。。

いつも、このガードレール沿いを歩くのだけど、、、向こう岸から撮ってみました↓↓

みごとな咲きっぷりはいいのですが、今日で3月は終わり。。。

入学式まで 咲いていて欲しいです。

* *

藍の種にご応募くださった皆さん、ありがとうございました。

種はまだあります。ご応募ください。

昨年秋から郵便事情が変わり、配達に時間がかかっています。

お申し込みが着き次第、順次お送りしています。

つくしで春を

朝早い桜並木です。

ポっと咲ている枝を見つけました。

東京の二子玉川に住んでいる友・ユミグ〜さんが「土筆を食べました〜」と夫のFacebookで知らせてくれたのが1週間前。

我が家も!と、つくし摘みに行って来ました。

遅かったかな?

ユミグ〜さんの言う、土から出たばかりの土筆がもう少なくて

まっ、これくらいなら、、と許せる範囲で摘んで歩きました。

そのあとお弁当。ついでに、土筆のはかま取りをして自然の中ですごしました。

帰宅して、水に晒すと・・・見てください↓↓

何回水を替えても、抹茶を溶かしたような色水・・・きれいですね〜

そのあと、3回ほど茹でこぼしましたが、、

茹で汁も若草色、、びっくりです。

こんな色に染まったらいいのに・・・と思いながら冷水に晒して

きゅっと絞って シンプルなお浸し。ユミグ〜さんの真似をして、ささっとごま油で炒めて金平を作りました。

そこへ夫がやって来て、今 食べたい、、、と

夕飯には少し早いけど、、、

熱々ご飯にたっぷりと乗せていただきました。

こんな些細なことが、とても幸せに感じる今日この頃です。

* *

ロシアが、というよりプーチンが、ウクライナを攻めて1ヶ月。。。

本当の春が、1日でも早くウクライナの人々に訪れますように!

藍の種を蒔く頃

3月の陽気は、三寒四温。。。

3日前の冬並みの寒さに比べたら、16℃は、ポカポカ陽気。

暑いくらいの陽射しにウキウキして、昨日は藍の種まきをしました。

いつもなら種まき用土を用意するのだけど、買い忘れて、、百円ショップの土に直播きしました。

容器も、底に穴を開けた野菜のパック・・・前もって土は湿らせておきます。

蒔いたら、霧吹きでたっぷり水やり・・・

以後、発芽まで暖かい日陰に置き 土の表面が乾かないよう注意します。

2週間くらいで発芽します。

最近、気になるのはソメイヨシノの開花ですね。

今朝の桜並木です。

くすぐったら今にも笑い出しそうな蕾でした。

数時間後・・・

午後のウオーキングから帰った夫のカメラには↓

わ〜ぉ! 咲いてる!

たった3つだよ。。。これだけで感動するのは、今は桜以外にないと思います。

やっと、全面に陽が当たるようになった我が家の庭。

まだ 土がたくさん見えます。

つくしのようにむっくりと顔を出すムスカリは、昔からこの位置。

こぼれ種で育った藍の芽が日々大きくなって

今年も、ハナミズキの下へまとめて植えました。

連作を嫌うらしく、母などは毎年 場所を変えて育ててくれていました。けど、、小さい庭でそんなことやってられません。

冬のうちに石灰や腐葉土を施して、土の改良をしておいたので、大丈夫!(、、と思います。)

4年目のミニ畑。どうなることでしょう。。。

そんなところに・・・

「今、ご在宅〜?」と明るい電話

「あのね、菜の花はサッと茹でて、辛子醤油で和えて召し上がって〜」

「今年も頑張ったわよ〜」ハナちゃんママから、ぼた餅です。

今日は春分の日だ!。。待ってました〜!

トロピカルドーム温室

急に春らしくなりました。

朝起きても、寒くないのがうれしい。

5日前。お天気が悪いと知りつつ、、ご近所さんと小田原フラワーガーデンに行って来ました。

終点のバス停に降り立つと、ポツポツ雨・・・

花より団子。と、ばかりに入ったのが、↓ガラス張りのドーム。

ゴミ焼却施設の余熱を利用して、室温22℃以上を保っているそうです。

お茶をしてから温室へ

「ラッキーですね!ヒスイカズラが咲き始めていますよ。」? ?

初めてのことだから、何のことやら 解らないまま入口に進むと・・・

ふぉ〜っとした湿気を帯びた温かさ・・・ジャングルに迷いこんだみたい。。。

見つけました! 話題のヒスイカズラ・・・

こんな色の花、初めてみました。

神秘的ですね。

翡翠カズラと、漢字で書くと納得。。。

「女王の首飾り」と呼ばれるのは下がって咲くからかしら?

咲き終わった花が落ちていました↓

色も不思議だけど、形も不思議。。。

説明書きを 読むのも楽しい。。。

これも落ち花↓

デザイナーが考えた靴みたい。。。

見上げると、、、

こんな咲き方をしています。 やっぱり靴にしか見えない・・・

名前が覚えられないので、、、写真↓

館内をめぐっているうちに、外は青空。

雨のおかげで、みたこともない植物に出会えてよかったわね〜

河津桜の下を歩いて、気持ちまで青空になって帰って来ました。

* *

気温がぐんぐん上がって、昨日、今日などは21℃。暑すぎます。

明日は23℃まで上がるとか?

日陰が多かった我が家の庭にも、春が来ています。

私が赤ん坊の頃から 祖父の庭にあった桜草の原種プリムローズ。。。

今年も一番乗りで咲きました。

藍の種 さしあげています。

3月ですね。

風が柔らかく気温16℃ 。 日なたに居ると暑いくらい。。

今日は雛祭り。

昔、古布の作家さんに作ってもらったお雛様を飾って、桃の節句を味わっています。

金屏風と雪洞もあったのですが、断捨離してしまい、、後悔しきり。

日差しが降り注ぐ 庭に出てみると・・・

12月初めに蒔いた種が、芽を出していました。

気温がちょっと緩むだけで、植物は春を感じるのですねぇ。

こぼれ種から芽を出した藍もちらほら

こんな↑↑ やる気のある藍を見つけて、もう、そんな時期なのだなぁ。。と

それで、

今年も、ピッカピカの藍の種をさしあげています。

ご希望の方は、84円切手を同封の上 封書でお申し込みください( 住所はホームページで )

種は、春分の日 前後から 桜が咲き終わる頃までに蒔くといいです。

* *

ウクライナの情勢を思うと、、とても心が痛みます。

コロナの水際対策で、去年もその前年も 来日が叶わなかった キエフ・バレエ団。

今、どのように過ごされているのか? ご無事でありますように!

1日も早く 平和が戻りますように!

桜の小枝で桜染め

冬の日が続いています。

10日前、やっとバラの剪定をしました。

やはり町も、今、剪定の時期。

桜がもう少しで咲くというのに、作業員さん達にバチバチ切られているところに遭遇・・・

この枝でピンクに染まるのよ〜、と声をかけると

「好きなだけ どうぞ! 」と意外な笑顔。 束ねる麻紐までくださり 協力的・・・

ルンルン 抱えて帰ってきました。

小枝は花を咲かせようと パワーがみなぎっています。

こんな↑↑ピンクに染まります。

桜染め、翌朝から始めました。

2〜3cmに切って、量ると517g

500gと考えて6倍の水で煮出すことにしました。

1、小枝を煮込んで、染め液を作る。

水3ℓに小枝を入れ、中火にかけ、沸騰したら弱火にして、沸騰させずにコトコト50分煮る。

ザルで濾して、染め液が完成(蒸発して2,2ℓくらいの仕上がり)

これを繰り返して染め液を作ります。

この1番液は、黄みや茶色が強く 濁りや汚れがあるので使いません。

2番液は澄んでオレンジがかった色↑↑(同じ条件で煮たので2、2ℓの仕上がり)

桜色を目指すため、抽出法を変えます。

2、赤色の染め液を作る。

3回目の煮出しから、水に重曹を加えてアルカリ性にして枝を入れてみます。

重曹はCoopの掃除用のものを使いました。水1ℓにつき1g・・・ソーダ灰でもOK

煮出す条件は1・2番液と同じ

中火にかけて、沸騰したら弱火にして、沸騰させずにコトコト50分煮る。

ほらね!赤味が出てきました。

ザルで濾して、3番液の完成!(約2,2ℓの仕上がり)

4回、5回と煮出すほどクリアーな赤になります。

煮出し液は別々の容器にとって置きます。

1日があっという間に過ぎました。

染め液はすぐに染めるより2〜3日置くと赤味が増す為、ここで休息。。。

* *

2日後、作った染め液でテスト染めしました。

さまざまなピンクのハンカチーフ。

無媒染のうえ木綿。。なのに よく染まっています。

さて、何を染めようかな?

思いついたのが、古くなった綿のブラウス。

染め方は簡単です。

4・5番の染め液に水を足して、ブラウスがゆったり泳ぐ位の染め液を作りました(約7ℓ )

1、染め液に充分馴染ませてから、中火にかけ

2、よく繰りながら、ゴム手袋をした手が熱くて耐えられない位になるまで温度を上げる。

2、沸騰させないよう、菜箸などで繰りながら10分位煮る。

3、火を止める(シルクはこの中に数分間浸すだけ)

4、冷まして 好みの色になったら取りだす。

* ムラに染まらないよう、絶えず繰るのがコツです。

5、流水でよくすすぎ洗いし、脱水。

乾いたら出来上がり!

似合うか?どうかは 別として、、可愛らしいコーラルピンク。

シルクスカーフはふわっと桜色。。なんだか急に春が来たみたい。

* *

いい気になって、エコバック45g。

2番と3番液を足して4ℓの中で染めました。

液はアルカリに傾いているので、試しに食酢をタラっと入れました。

厚地なので浸し時間は長め。。。いくぶん紫がかったピンクにわくわく

木綿の帽子は100g

2・3・4・5番を混ぜたMIX液で、長く煮込まず浸し染めしました(淡くしたくて,,,)

いつかは移ろうのでしょうけど、、お出かけしたくなるような幸せ色。。。

捨てられるはずの枝が、色として残ってくれたラッキーな1週間でした。

*  *

小枝を煮出している最中に、うれしいお届け物がありました。

情報誌・フェリーチェ3月号。

草木染めの特集をしたいとのご依頼で 企画に参加したのが、秋のこと・・・

見開き3ページの中に、どう草木染めの世界を落とし込んでいくか、若いエディター・Sさんの力の見せ所でした。

暮れに上がってきた紙面の第一印象は、爽やかで軽やかな草木染のページ。

表紙のデザインも素敵です。いいですね!

ところが細部に目を通すと、媒染の文字が一つも出てこない・・・

原稿戻しの時、その件を主張しようと思いましたけど、、やめました。

媒染がないから、初めての人でも入りやすい感じがするのだな。。と

ですからね。

桜染めも、媒染剤を使わないで染めてみました。

自然ってただ染まるだけで 不思議です。

ぜひ、一度チャレンジしてみてください。

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