長かった梅雨が、明けたとたんに猛暑!
10日も続いています。
この暑さにマスクは辛いですね。
「1人でいる時間を楽しめる人」で居たいと思います(笑)
早く染めて〜っ!と訴えている藍のためでもありましたけど。。。
日帰り温泉や、名刺代わりにいただく白いタオル。
色々と整理していたら、また出てきたので「生葉染め」をしました。
タオルは木綿なので、藍の青汁に浸しただけでは染まりません。
染め方は、この後お伝えしたいと思います。
その前に、この夏作りたかったものをご覧ください。
染めたタオルを5〜6cm幅にカットして、三つ折りにしたテープを作っておきます。
できたテープを3本合わせて、長い三つ編みのロープを作ります。
ここまでしておくと、何にでもなります。
今回は楕円形・・・平らに置いて形作ります。
かぎ針を使ってジグザグに糸を渡しながら、隣同士をはぎ合わせていきます。
渡した糸がどこから見ても見えないように、ぴっちり糸を引くのがコツ。
完成するまで糸を切らずに、糸を足しながら続けます。
終わりの箇所は三つ編みが厚くならないように始末します。
はい、出来ました!
バスマットです (60cm×48cm)
以前に染めたタオルも加えて12枚使いました。
タオル3枚で ↑↑ぞうりも。
シャワーから上がってすぐ履けるスリッパが欲しかったのです。
こんな感じ・・・
タオルの耳も無駄なくコード代わりに鼻緒の中に通したり、鼻緒をすげる紐に使いました。
もちろん、染めたタオルでなくても柄物のタオルなどでも・・・暑さ凌ぎに作ってみてください。
さて、
お待たせいたしました。
「藍の生葉染め」で木綿や麻を染める方法です。
まずは、染める前にぬるま湯に浸して親水性を持たせておきます。
下ろしたての布なら、洗濯をして糊を落としてから
〜 藍の化学建て 〜
木綿や麻、和紙などは還元させたアルカリ性の藍染め液でしかその色を吸収しないので
生葉と水の他、2つの助剤を用意します。
アルカリ剤:ソーダ灰
還元剤:ハイドロサルファイト
使用量は、私のレッスンでの量です。ph値が10,8〜11になれば染まります。
<手順>
⓵ 生葉と水をミキサーにかけ青汁を作る。
⓶ 青汁1ℓにつきソーダ灰 2,5gを入れる
例えば、青汁が3ℓならソーダ灰7,5g
⓷ 混ぜ合わせます。
液がだんだん暗い色に変化していきます。これ以上暗くならないと感じたら
⓸ ハイドロ(青汁1ℓにつき5g)を加える。
⓹ 30分待ちます。
透明感のある緑色に変化したら染められます。
⓺ 空気を入れないように静かに布を入れ、水面から出ないよう注意して、水面下で布を動かしながら10分ほど揉む。淡い色に染めたければ1~2分。好みの色になったら引き上げて絞ります。
写真がなくて残念ですが、布を広げて初めは黄緑色、空気に触れてどんどん水色に変化します。
30分以内なら、手際よく行えば何枚でも染めることができます。ただし、最後は淡い色です。
⓻ 10分ほど干して、酢水(水1ℓに対して食酢10mlくらい)に5分浸す。
⑧ ⓻を脱水して10分干し、最後に水ですすぎ洗いします。
これで、綺麗な水色が手に入るはずです。
熱中症にお気をつけて、ぜひお試しください。
染めないで、葉っぱを乾燥させて保存する手もあります。
” 乾燥葉(干し葉)染め ”も、2つの助剤を使いますからあると便利です。
せっかく育てた藍です。頑張ってください😀