少しだけ秋・・・

衣替えの季節なのに、まだまだ暑くて半袖です。

朝晩の涼しさで、庭は少しだけ秋・・・

孔雀アスターが9月の台風で倒れて、そのまま咲いているのが ちょっと切ないです。

ラベンダーは、毎年春と秋に咲いてくれます。

思いもよらないのは、バラの花

ぽちぽち咲いているのを 見つけては

グラスに挿して、愛でています。

秋だわ・・と思わせてくれるのが、サラダ用のワイルド・ルッコラ(セルバチコ)


「そろそろ、挿し木をして〜」と言っているように、花を咲かせています。

なので、秋の挿し木や種まき用の土を準備しなくちゃと思っているところです。

藍も花盛りです。

きっと、いい種ができることでしょう。

* *

ある朝、 ブラインドをあげると、、

キャーッ!でした。

ヤモリ~~!?

すかさず写真を撮って、もう一度ガラスの向こうを見ると、消えていました。。。

爬虫類は大の苦手ですけど、あまりにも可愛いシルエットでしたので調べてみました。

シロアリなどの小さな虫を食べてくれる家の守り神。だから漢字で「家守」と書くそうです。

突然で お礼が言えませんでしたけど、ラッキー!

恵比寿ガーデンシネマへ

ボサノヴァの神様、ジョアン・ジルベルトが7月6日に亡くなっていました。88歳。

今になって音楽雑誌で知り、小さなショック!

夏の夕暮れにぴったりなリズムで、毎日、聴きながら夕飯の支度をしていましたから、ひとしおの淋しさ。。。

ギターとポルトガル語、耳元で囁くようなソフトな歌い方が素敵なのでした。

”イパネマの娘” とか ”コルコバード”  って言うと、わかってくれるかしら?

調べるとドキュメンタリー映画が、、さらに調べると今日が最終日!

勢いあまって、恵比寿まで来てしまいました。

恵比寿駅周辺は、学生時代を過ごした懐かしい所。

午前の授業が終わると、防衛省の研究所で3時間のアルバイト。また午後の授業に戻ってクロッキーやスタイル画を学ぶという、夢 真っしぐらの私でした。

当時のJR恵比寿駅は、線路沿いに朽ちかけた煉瓦造りのビールの醸造場がそそり立ち、不気味でしたので、地下鉄・日比谷線や東横線の代官山を利用していました。

時代の進歩って素晴らしいですね。

25年前、その跡地に 恵比寿ガーデンプレスがオープン。エビスビールも復活しました。

そんな昔を振り返って歩いているうちに、到着!

ここは恵比寿ガーデンプレスのセンター広場

YEBISU GARDEN CINEMAはこのアーチの奥にありました。

というのは、シネマがあることを今まで知らずにいたのです。

シャトー広場にたどり着くと、見えますでしょうか? 左を指す案内の矢印。

そのとおりに進むと

↑↑ 入り口です。プチホテルみたい

入るとチケット売り場。シアタールームはたった2つ。「 開演10分前までごゆっくりお過ごしくださーい。写真もOKです」と、受付嬢。

ワクワクしながら館内をうろうろ。

どこを撮っても 映画の魅力がいっぱい。

もちろん、トイレもこんな風でした。

上映予定の 映画のパンフレット

コーヒーの香りは漂ってきますけど、ポップコーンの匂いはしない・・・

ずっと居たくなるような、アットホームでお洒落な空間。大人はこんな所で映画を観たいのです。

左の壁は情報コーナー。

新聞などの切り抜きが貼ってあり、予備知識も得られました。

ズームして読んでみてください。

映画の筋はさておいて、これからもボサノヴァは、ショパンやリストと同じように演奏され続け、永遠に人を幸せにしてくれることでしょう。

そんなことを感じながら、

小さな映画館の楽しさを味わいました。

* *

外に出ると、

ビアホールの賑わいに現実〜〜!

生演奏がカンツォーネでしたけど、、ボサノヴァだったら飛び上がっていたに違いありません。

次は「パリに見出されたピアニスト」を観にこようと思っています。

先週、TVアニメ「ピアノの森」が、突然終わっちゃったしね。。。

アシナガバチの悲劇

9月になっても 暑さは一向におさまりませんね。

最近は、涼しくて静かな図書館に出かけて好きなだけ読書。

読みきれない本は借りてきて、夜は眠くなるまでページを繰るのが楽しみになっています。

それで昨日も夕方、庭の水撒きの時間にギリギリ帰宅。

いきなり「シーッ!庭に出ると怖いよ!」と夫がいうものだから

「えーッ!蛇でもいるの?」と怯える私。。。

メガネを掛けて、よーく 植え込みを覗いてみると

キャーッ!蜂がブンブン、、、

留守中、夫がいろいろ検索したみたいで、アシナガバチだそうです。

暗くなると 働き蜂は巣に戻ってくるので(どこかの人と似てます)駆除はその時を狙うといいらしい

ならば、と、夫が殺虫剤を買いに行っている間に、

私は写真を撮ったり、刺されないように白いパーカーや手袋、長靴などを用意。

薄暗くなった庭で退治する夫の姿は、頼もしかったです。

今朝、恐る恐る袋を開けてみると、全滅していました。

空っぽの巣は、まるで紙で作ったアート

幼虫は孵化した後だったみたいで、2匹だけ残っていました。

なんだか可哀想なことしちゃったなぁ。。なんて

でも、刺されたりしては大変なことになります。

こんなものが役に立つなんて、思いもよりませんでした。

安心して庭に出れたので、花を撮ってみました。

メドウセージ、アメリカンブルー

ランタナ、ブルーサルビア

イソトマ

どこのお庭にも咲いている花ですけど、嬉しくて!

秋の新作

最高気温29℃

30℃以下になったのは1ヶ月ぶりかしら。たったそれだけの差なのに、涼しく感じます。

このまま秋にはならないでしょうけど・・・

今日は秋の新作!

一流のパティシエを目指しているjunkoさんのお菓子です。

私の好きなチョコレートがたっぷり!

試作なのでご感想を!と、言われて、崩すのはもったいないけど、さっそく

ふわっとしたショコラムースに、リキュールを効かせたフランボワーズジャムの層・・・

「超美味しかったで〜す!」だけじゃいけないくらい、美味しかったです。

フランボワーズってフランス語ですけど、ハーブ名は英語でラズベリー

数年前まで、我が家の庭でも育てていました。

不思議と消えてしまいましたけど、今年も実っていれば、試作のお手伝いくらいはできたかも・・・

夏はクッキーやスポンジケーキより、口どけのいいムースやババロアが好まれるそうで、

その飾りに、我が家のミント↓

お役に立てたことが嬉しかったです。

暑〜い!!

庭仕事は涼しいうちに・・・と言っても朝から30℃

厳しい暑さです。

涼しげに咲く オイランソウに癒されながら、

今年も、カンカン照りのお日様を利用して、藍の葉を乾燥させています。

30〜40分でこんな↑↑状態

2時間もするとカラカラ・・・

あっと言う間に 干し葉藍” の出来上がりです。

そのかわり、葉を揉んだりひっくり返したり、頻繁にするので大汗、、、

ついでに、

干し椎茸も作っています。これぞ天日干し!

最近、日焼けして私も真っ黒です。

近くの町営プールに通っているから、、もありますけど

”50分泳いだら10分間休憩タイム” がルールところ

20分泳いだら10分休憩(体力的に)。。プールサイドにいる時間が長いせいかなぁ

なにはともあれ、暑さを忘れる最高のひとときです。

藍の生葉で多色染め

8月になりました。

長かった梅雨から、いきなり灼熱の日々10日も続いています。

暑中 お見舞い申し上げます。

暑い!暑いと言いながらも 暑さを忘れるような 楽しいことを探しながら過ごしています。

先週末は、小田原・酒匂川の花火大会へ

すごい人出でびっくりしましたけど

 

令和元年を記念して50分で1万発! 華麗な音と光に圧倒され すっきり!暑さを忘れました。

そこで今週は、花火のような色とりどりのスカーフに挑戦!

プランターの藍が一番刈りを待っていますし・・・

まずは、頭の中で、緑、黄色、ブルー、白が散らばっているイメージで

スカーフをチクチク縫ってキュっと絞ります。

そして黄色に染めます。 媒染剤は焼きミョウバン

 

私はいつもクチナシの実を使いますが、染めの世界では刈安を使います。

黄色の染め液の中でスカーフを10分ほど煮込んで、自然に冷まして、水ですすぎ洗い

糸をほどくこの瞬間が、楽しい!

この後、藍で染めれば、黄色に染まったところは黄緑。白い部分はブルーに染まるはずです。

でも、黄色や白いところも残したい。。。

と言うことで、乾かしたあと、別の箇所を縫い絞りしました(緩すぎたのかな。。)

ここまでの工程 軽く1日。

あくる朝、藍の刈り取り。

とりあえずプランター1個分、108gの葉を収穫。

スカーフが約20gですから 約5倍量の葉を使う計算です。

水の量は、スカーフがゆったりと泳ぐ量で50~60倍。

約 1,2 Lの水を用意して、ミキサーでガーガーと2~3秒。

ミキサーがない人は、根気よく手で揉みます。

洗濯ネットで濾して、藍汁を作ります。

シルクやナイロンなら、この青汁に浸すだけで染まりますが

今回のスカーフは、綿90%絹10%の表示でしたので

ソーダ灰とハイドロサルファイトという助剤が必要です。

先ほどの藍汁に、ソーダ灰(3g/L)を入れてかき混ぜると、このように汁の色が黒ずんできます。

次に、ハイドロ(5g/L)を加えると

こんな色に変化しますから、少し待ちましょう。

その間、スカーフを水に浸して、均等に染まりやすくしておきます。

30分位 経つと、、見て! 緑色に戻っています。

あとはスカーフを沈め、静かに動かしながら5〜15分浸すと染まります。

引き上げた瞬間は黄緑色ですが、空気に触れてどんどん青くなります。

10~20分 干して空気に触れさせたら

すすぎ洗い。

さて、どんな風になるんでしょうか?

糸をほどく前からドキドキ

と言うのは、黄色の部分が黄緑色に染まる計算が、ブルー!

しかも、黄色が薄れてます。。。どうしたことでしょう

藍の量が多かった? 浸す時間が長かったかな?

イメージ通りにはいきませんでしたけど。。。染め上がりをご覧ください。

自分で育てた植物で、こんなことができるのが面白いし

ジャブジャブ水に触れて 涼し〜い!

染めものって、以外に暑さを忘れさせてくれるツールでもあるんです。

この夏 ぜひ、チャレンジしてみてください。

たぶん梅雨明け

こちら関東地方は、梅雨空が連続26日だそうです。

飽き飽きしていた今日は、一日中 晴天!

うれしくて、日傘をさして買い物に行ってきました。

日陰も日当たりがあればこそ、うれしいのです。

蝉の声も、一週間前よりずっと元気。

春のムラサキカタバミ↑↑ 涼しかったおかげでまだ咲いています。

ヒメジオンが、しっかり夏を告げていました。

川向こうの畑には

ひまわり・・・

陽の光が少なくても、咲いたのが偉い!などと、夏を感じてルンルン

暑くなればなったで、夏はイヤと言うくせにね。

家に着くと、、あれっ!冷凍の枝豆が溶けてました。

今年の一番藍

梅雨明けまでの道のり、今年は長〜いです。

曇り、のち雨、、

雨、のち曇り、、、晴れ間はほんの数時間

そんな日照不足の7月ですが、、藍は青々とした葉を誇っています。

でも、”生葉染め”も”乾燥葉作り”も晴天下で短時間で仕上げなくては、いいブルーには染まりませんから、

二番藍に期待をして

泣く泣く、ミニ畑の一番藍を刈り取りました。

染めもせず、干しもせず、捨てるなんて

残念な気持ちでいっぱい・・・

せめて花だけでも、と眺めていたら

3日経った今日、もう根っこが出ていました!

藍は丈夫で、メソメソなんかしていないのです。

夏の始まり

7月に入って初めてではないかしら?

朝から眩しい太陽・・・

長雨のおかげで、6月の終わりに蒔いたタネがもう!

心配していた遅蒔きの藍↑↑ 、水が大好きだからもりもり育っています。

昨日は七夕さま。

私の住む二つ東京寄りの駅 ”平塚”は関東最大級の七夕祭りが有名で

この時期は電車が混んで、、、毎年 気づくのです。

そうだ! 20年ぶりになるけど行ってみよう!

湘南スターモール、紅谷パールロード

風にたなびく七夕飾りの下は、ものすごい人の波

屋台や露店の数も最大級で、大勢の人でメチャクチャ賑わっています。

浴衣でお出かけする チャンスでもあるんですね。

かわいい子供たちがたくさん

お星さまにお願い。。。叶うといいですね。

静かな暮らしに カラフルカラー・・・

とてもいい刺激になりました。

雨宿り

横浜の大さん橋ホールで開催されたビーズアートショー ”夏”

私も最終日に行ってきました。

さすがに梅雨ですねぇ。桜木町から海岸通りを、海風に吹かれて気持ちよく歩いていたら、ポツポツ

そして、いきなり

↑↑ どしゃ降り

傘もレインコートもあっという間にずぶ濡れです。

慌てて、建物の中へ入ると、そこは開設160周年を迎えた横浜税関でした。

そう、200年余り鎖国をしていた日本が、アメリカのペリー来航によりこの横浜に港を開いて160年が経つのです。

港と税関の歴史や、ワシントン条約、麻薬捜査犬のコーナーを回っているうちに、小雨となり

板張りの大桟橋を行くと、ホールに着くなりピタッと晴れ!

出展している”ビーズの縁飾り研究会”のお仲間に「えーっ降っていたんですか?」なんて言われたりして、、、ウソのような雨でした。

賑やかな会場を出て、大桟橋を渡りきるまでは確かに晴れ。

けれど、またザザーッ! あまりの勢いに吸い込まれるように入った先は

元イギリス領事館。子供の頃 市電の窓からよくみた建物です。

今は増築され、横浜開港資料館になっています。

テーマに招かれるように入ってみると

古いピアノやオルガン、家具など・・・セピア色の絵葉書から、開港当時、居留地に住む西洋人から技術を学んだ日本人や中国人が、元町や中華街に楽器や家具を作る工場兼 店舗を構えていたことが垣間見られ、わくわくしました。  ところが

企画展が行われているのは、この奥の新館でした。

中庭にでると、相変わらず叩きつけるような雨

傘をさして  大きな木に近づくと、びっくりでした。

ここは、1854年日米和親条約が調印された場所だったのです。

その調印の時に立っていたのが

この玉楠の木。

当時、ペリー艦隊には日本との交流が平和に行われるよう、調査をしたり記録を残すために

海軍の他、科学者、写真家、文筆家、画家なども乗船していて

ハイネが描いた絵の中に、すでに↑↑この玉楠の木が立っているではありませんか!

関東大震災で焼け焦げたりしたそうですが、今もこうして枝を広げている姿には敬服。

すごいなぁ歴史の証人。。。

2階にある企画展内は、撮影が禁止なので写真はここまで

開港から明治の初期までに、横浜へやって来た外国人により撮影された風景写真、日本の絵師が描いた絵地図など・・・当時のカメラマン・ベアトさん、ロシェさんの写真はもの静かで、心がすーっと軽くなりました。

7月15日まで開催してます。

まだ、雨が止まないのでもう少し・・・

資料館には、外国から入り、横浜から広まったものも紹介されています。

牛乳、パン、アイスクリーム、コーヒー、ビール、肉食、西洋野菜、写真、洋服、理容、ピアノ、マッチ、石けん、時計、馬車、自転車、競馬、ボートレース、ヨットレース、陸上競技、射撃、スケート、野球、テニス、

そう聞くと、うなずけるものが多いですね。

そこで

横浜で作られた日本初の石けん。買ってしまいました!

香りもデザインもレトロな雰囲気の復刻版。

1873年に磯右ヱ門という職人が作ったという形や包装を忠実に再現しているとか

本物の美しい金型を見てしまったら つい、、、

 

雨宿りを理由に寄り道。。たまにはいいです。

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