ピアノの調べ

梅雨に入って5日目。しとしと雨の日曜日です。

澄みきったピアノ曲を聴きながら片付けもの。。気持ちだけ優雅です。

さて、これ何だと思いますか?

正解↑↑  そう、ワイヤレス イヤホン。

誕生日に夫から贈られて、使わないかも。。と、思っていましたけど

離れたところからでも、耳元のスイッチ一つで電話に出られるし、

絡まるコードがないので

心地よい音楽を聞きながら、移動して庭仕事ができるのが、何よりうれしい

ますます、音楽が身近になっています。

* *

昨日の午後、

ICHI CAFEさんのピアノリサイタルに行ってきました。

家の近くの、普段はランチやコーヒーを飲みに行くアットホームなお店です。

落ち着いた雰囲気の中、目につくのは黒い艶消しのグランドピアノ。

日本には4台しか残存しないドイツのグランドピアノだそうで、どんな音色を奏でるのか、皆さん興味津々。

昨秋は、ジャズ&カントリーのLiveで、ジャズピアニストの森田真奈美さんが「今までにない感覚を味わえて、弾いていて幸せでした!」と言っていたのを覚えています。

今回は、古川貴子(ふるかわよしこ)さんのソロ。

東大病院に残されているアップライトピアノで演奏された経験をお持ちで

このスタインベルク ベルリンの余韻のある低音を生かして、ドビュッシー、ショパンのバラード第1番などを次々。

住んでいるドイツでは、ベートーヴェンは自然を愛する優しいイメージの作曲家として親しまれているそうで、ピアノソナタ第31番を、情感を込めて演奏してくださいました。

修復、復元に携わったピアノ調律師の村田さんのお話から、世界的に貴重なピアノなのだということを知り、ピアノの魅力は構造にもあるのだなぁ。。と 思いました。

つくづく 不思議な楽器です。

私が長いこと熱狂しているピアニストは、カティア・ブニアティシビリ。

姿勢がよくて美人、すべてがゴージャス!

レパートリーが半端でなく

どんな難曲でも、まるで歌うように自由自在に奏でる演奏力とスター性に、日々引きずり込まれています。

一度、聴いてみてください。

トルコのオヤ&クラフト展のご案内

梅雨入りが今年は早いそうです。

楽しみの多い6月になるといいですね。

すでに、このような↓ハガキがお手元に届いているかもしれません・・・

ビーズで楽しむオヤのアクセサリー&クラフト展

もうすぐ始まります。

作品展示のほか、各種ワークショップ、トルコ雑貨の販売

サズの演奏会、トルコ語講座など、トルコ文化をたっぷり楽しめる1ヶ月です。

スケジュールなど興味がありましたら、検索して

ぜひ↑↑浅草橋・Gallery t へお出かけください。

お仲間のビーズの縁飾り研究会が主催しています。

* *

二日前、藍の植え替えをしました。

種蒔きから53日目。草丈7~8cm

もう少し葉が大きくなってからでも、と、思っていたのですが、

種、蒔き過ぎ?

いつになく成長が遅いので、根が詰まってきたのでしょう。

そう判断して、実行!

茎がしっかりで、意外に植えやすかったです。

そして

初めて、一本植えにしたプランターもつくってみました。

いつもの私なら、2〜3本まとめて植えるのですが

こぼれ種たった一粒が

こ〜んなに大きくなってきているのですから、、

1本を丈夫に育てたらどうかしら?と、思い始めています。

やってみますね!

こぼれ種の藍を集めて

バラが終わりに近づいて

気前よく、ドサっと生けて贅沢な気分を味わっています。

ラベンダーが咲いて、香りのバトンタッチ

その足元に・・・

零れ種から育った藍をまとめて、4月に植えてみました。

たった6本の小さな苗でしたが、今では枝葉を広げて

ちょっとした畑??

またまた妄想が膨らんでいます。

グリーン グリーン グリーン

若葉が、日増しに色濃くなってきました。

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたか?

私は、コンサートがあったり、オープンガーデンを開催している町を訪れたり

出かけることもありましたけど、目に入るものはみんな緑。

ご近所さんと長靴を持って、静かな湧き水に入り

クレソン摘みも、何年かぶりに楽しみました。

それと、近くの吾妻山公園。

いつもは、入口から展望台 往復30〜40分ウォーキングするだけなのですが・・・

この日は、山野草に詳しい先生方がご一緒の8人グループ。

アメリカフウロ、カキドオシ、コモチマンネンソウ、ヤエムグラ、

タツナミソウ、シロヨメナ、オニタビラコ・・・など約50種の草花を

ルーペで観察しながら、展望台まで2時間半かけてゆっくり歩きました。

解説に耳を傾けながら、絵を描いてメモを取っていましたら、、

3分の1 覚えれば良いそうで、、うっふっ  ホッといたしました。

蝶の黒アゲハや、姫ヒラナミジャノメも ひらひら舞っていました。

鳥のさえずりはウグイス、コゲラ、アオゲラ、キビタキ、ヒヨドリだそうです。

名前のない生き物はいないのだなぁ。。とあらためて感動しました。

ご存知↓↓  我が家の藍です!

4月6日に蒔いた種。ちょうど1ヶ月経ちました。

草丈4〜5cm。 植え替えはもう少し待ってみます。

来週は 母の日ですね。

先日、お母さんじゃない私もいただきました!

なんか、嬉しいです。

花咲くポタジェ

今年は桜も早かったけど、、バラも早いです。

4月のうちに、我が家の庭が華やいでいるなんて!

めずらしいことです。

1ヶ月前、プランターで育てていたリーフ野菜を

庭に植え替えて、正解でした。

すくすく大きな株に育って、、

毎朝、サラダガーデンの恩恵に浴しています。

かき分けて、、と言うほどではないのですが

レモンバーム、アップルミント、スペアミント、ペパーミントも収穫

先週から、ハーブティーも食卓に上っています。

おいしい庭があって良かった。。。と、つぶやく今日この頃です。

一方。  先週、はるばる福岡からやってきた筍。

竹もこの辺の竹とは違うのでしょうけど、茹で方がお上手なのでしょうね。

竹の香りとエグ味がほんのり、とてもおいしいです。

料理好きな友達にもお裾分けし、毎日、献立を替えていただいてます。

大鍋で、沢山作ったのが「筍ご飯の素」

水加減したお米と、↑これを一緒に炊き込むだけ。

濃いめの味付けがポイントです。

いくつかに分けて冷凍保存しましたので、これからは、いつでも筍ご飯。

きっと、

その度にビーグル農園さんを思うことでしょう。

旅する藍の種

今日のように肌寒かったり、暑かったり、天候が不順ですね。

4月6日に蒔いた藍の種は、1週間で発芽しました。

種蒔きから12日目・・・

2〜2,5cm くらいに成長しています。

今年も種は、東京や川崎、横浜などの近郊にお住まいの方の他

石川県、仙台、那須、鹿沼、宇都宮、千葉、大阪、広島、九州全域の方々の元へ旅立って行きました。

そんな藍がご縁で、この季節、いろいろな方からお便りをいただきます。

午前中、『父と犬とで山に行き筍を掘り、庭で茹でました~。 』と

福岡のMさんから、ワイルドな朝掘りの筍と楽しいお便りが届きました。

初めての藍。ポット苗にして、畑に植え替えられるよう、土作りと耕しを終えられたそうです。

お礼の写メをいたしましたら、返信に・・・

竹林を行くお父さまとワンコの後ろ姿と、大きな御釜で茹でている現場写真が。。。

BRAVO!!

なんか、、とても温かいものを感じました。

 

皆さん、これからも藍を楽しんでくださいね。

輝く春に

夏日が早くから訪れたせいでしょう

今年は驚くほどの速さで、春らんまん。

2月の寒々とした梅林も、柔らかな新緑にあふれ

よく見ると、梅の実も鈴なりです。

5月に咲くはずの花々まで、一斉に開花・・・きれいですね。

北国の春って、こう言う感じなのかな??

ここは母の庭。 向こうに見えるのは畑です。

母は、2月によろけて膝を打ち、お皿にひびが入り入院。

2ヶ月間、治療とリハビリを続けて元気になり、あと2日で退院です。

と、言っても、、93歳。

40坪もの畑は、残念ですが、、植木屋をしている親戚にお任せすることにしました。

もう既に、お行儀よく苗が植えてあるのが見えますね。

母には安心して、こんな庭風景を眺めながら、ゆっくり過ごして欲しいと思っています。

そして、

18年もの間、楽しんで藍を育ててくれてありがとう! と言いたいです。

藍の種まき

桜、意外と長く咲いてくれて

いろいろな所で、いろいろな人とお花見をしました。

きっと、今日の強風でほとんど散ってしまうことでしょう。

もう寒い日はないでしょうから、藍の種を蒔きました。

種は直播です。

切り込みを入れた新聞紙をかぶせて、たっぷり水を与え、新聞紙が乾かないよう1週間ほど・・・

発芽を待ちます。

昨年、卵の殻でこんな試みをしてみました。

水はけを考えて、底穴を針で一つ。

この位に成長したら、大きなプランターに植え替えます。

キッチンの窓辺が、なんとも楽しくなりましたよ。

 

今年から、藍はプランターだけかなぁ。。。

母が膝に怪我をして、畑を諦めざる負えなくなってしまいましたから。。。

桜 ! 早ーい

桜の開花、いつもよりずーっと早いですね。

こちらは満開のところと、二分咲きのところ、まちまちです。

 

4月の入学式まで咲き続けてくれると、いいなぁ。。。

などと、思いながら。。。

近所をぐるっと歩いて

春色を集めてみました。

”藍の種” にご応募くださった皆さま、ありがとうございました。

種まきをいつにしようか? 悩むところですね。

ツバメの声がまだ聞こえないので、私はもう少し先。と考えています。

駆け込みのお申し込み、受付中です。

難波光江さんが残してくれたもの

春の暖かさと冬の寒さ。季節が動いているのを感じますね。

先日、歩いていたらミモザが花盛り。 また、園芸家の光江さんを思い出しています。

この切り抜きは、文化出版局「ミセス」の姉妹版「ミマン」3月号の巻頭ページ。

1998年のことです。

光江さんが育てた花と、私の手芸作品のコラボ。

花で絵を描くような光江さんのアレンジは、時を超えてゴージャスです。

翌年、光江さんは『まるで小さな庭のような鉢植え』を

私は『暮らしを楽しむハーブ染め』を、同じ文化出版局から出版したことが、いい思い出です。

夫同士が気の合う仕事仲間で、その前からの長いお付き合い。

センスのいいお庭に伺うたびに親交が深まり・・・

帰りはいつも、車から飛び出すほどの花々をくださいました。

一緒にリースを作ったり、海外の書籍を買い集めたり

私までガーデン熱にとりつかれていきました (かなり昔の写真です)

ハーブで染めてみようと、思いついたのもそのお陰で

誰よりも光江さんに褒めてもらいたくて、多くを学んできたように思います。

「せつ子さん、次はバラよ!」「バラが家を覆い尽くして、出られなくなるのが夢。。」

そう言って、チャレンジしている矢先か、途中、、ご主人が他界。

次の春、遊びに行くと・・・

まるで夢の庭園に迷い込んだような、美しいバラの庭が出来上がっていました。

苦難とさみしさを庭への情熱に変えていたのだと思います。

力強い色彩感覚で、何冊もの著書を出しては

「せつ子さんから質問されないように、詳しく書いたよ〜」

などと、冗談に笑かされていた頃がとても懐かしいです。

中でも私のお気に入りは『Floral Potager』

花咲くポタジェの庭を、走り回る女の子の姿で始まるこの一冊。

「2歳になる孫の女の子と遊んでいま〜す」の年賀状が印象的で、その秋に届いたご本です。

そして、絵画にも

光江さんパワーが・・・我が家にはたくさん宿っていることに、気がつきました。

難波邸の原種のチューリップ、今年も咲いてくれるといいな。。。

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