お上りさん

クリスマスが近づくと、街のざわめきが心地よく感じるのは、私だけ?

お菓子のデコレーションをながめて歩くだけでも、わくわくします。

original1365

昨日は手際よく用事を済ませ、10月にリニューアルされた東京駅に寄り道。

”丸の内”の改札を出ると、なにやら天井を見上げる人、人、人。しかも、み~んなカメラを向けているので、すぐわかります。  これ↓これ。

original1357

まるで万華鏡のようなレリーフのドーム。北口と南口にある新しい観光スポットです。

誰が撮ってもきれいに写るんです。ライティングに工夫があるのでしょう。

外へ出ると、レトロな赤レンガの駅舎前。たくさんのツアー客や出張帰りのビジネスマンたちで大賑わい。それはそれは想像外なことでした。

original1367

北口ドーム内にあるステーションギャラリーで現代アートを観賞したり、新しいビルの中ショップを覗いたり

original1370

ニューヨークを歩いているような (行ったことないけど、、)旅気分を味わいました。

東京が本拠地の夫にしたら、”安上がりな女房”   と、思うでしょうね。

PS 帰りの電車の中吊りポスターによると、もっとも華やかなイルミネーションイベントは21日〜28日。お上りさんする価値がありそうですよ。

エルの歴史

今日はエルの誕生日。

original173_

15歳になりました。

縁あって我が家に来たのは生後3ヶ月。  愛らしくて、天使が舞い降りてきたようでした。

当時、私はハーブ染め作品を一冊の本にまとめるという目標があって、猫の手も借りたいくらい。

母親役をしてくれたのは、12歳半になる老犬プジョー。今見ても、ほほ笑ましくなる一枚です。

original1355

おじいちゃん犬のいい加減な子育てがよかったのでしょうね。

一年後・・・

original1354

おしゃれにフランス語で、彼女 ”ÉLLE”と名付けたはずなのに、、、Lサイズのエルちゃんと呼ばれる、陽気なおデブに変身? 成長?  私も若〜い!

翌年、著書も文化出版局から初出版されました。  13年も経つので売られてないかも知れませんが

original1353 original1351

来たばかりのエルが、撮影中に作品に入ってしまった写真が、こうしてページに残っているのは、とてもいい記念になっています。

最近のエルは、というと・・・「また歩いているの~」と声を掛けられるほど、たくさん歩いて、ご近所さんのアイドル。

original177_

家の中では、パンツのお世話になっています(あっ、言っちゃった!ごめんね)

ず~っと一緒にいたいのよね。わたしたちも同じ。

これ以上ボケないで、とりあえずプジョーのように16歳までがんばろっ!

Happy!!  Barthday

お祝いの言葉にかえて、お願いをしてしまいました。

 

葉っぱのフレディー

「涼しくなったら会いましょうね。」夏からの約束をいろんな友だちと果たしています。

今日の湘南のお天気は、朝7時から10時まで雨、時々曇り。のち強風、のち快晴。

お天気マークを出す人はさぞ忙しかったことでしょう。

original1348

おかげで、待ち合わせた駅前からどこへも行かず、紅葉した木々を眺めてお茶してました。

あれだけの強風で、まだ残っている葉っぱって、すごいわね。。

誇らしげで、葉っぱのフレディーとダニエルみたい。。

original1345

同じ木の葉に生まれたのに、それぞれが違う色に色づいて、役割を終えていく。。

あらっ、それって、幼稚園から一緒の私達みたい?

キッチン栽培

11月も、あと1日。

秋口にコップや空き瓶に挿した、ハーブや観葉植物たちです。

original1321

窓辺を飾るだけでなく

original1322

根を出して、毎日少しずつ長くなっていく様子に、勇気をもらったり

original076_

捨てないでよかった!と、得した気分を味わったり・・・見守っているつもりが、見守られていたりして、、

今日は、栄養が届くよう土に植えました。

ロコベジレッスン

ちょっと気になるネーミングでしょ?

ロコベジとは、ローカルベジタブル&フルーツの略称。住まいの近くで作られる野菜や果物に注目しましょう。という、野菜ソムリエによる町民大学講座がありました。

今回は『 さつまいもを味わう♪ 』 がテーマ。

町には27品種もの”サツマイモ”を栽培しているこだわりの生産者さんがいるそうで、紅はるか・蜜芋・パープルスィート・うすむらさき・こがねオレンジ・紅あずま・・・・その中の11種類を、実際に見て、食べ比べができたことが貴重な体験。

ジャガイモそっくりな 「おきこがね」はコロッケに。水分が多くて甘い 「安納芋」はスィーツや焼き芋に。黄色が美しい「鳴門金時」は栗きんとんに。味は栗に勝るのに 繊維質が多く形が不揃いの 「くりまさり」は、焼酎や製菓会社に出荷される。など

お芋の個性や調理法、栄養価などを学びました。

original1337

お土産にいただいた2品種のお芋で、さっそく、サツマイモのポタージュスープを作ってみました。

お鍋一つで、牛乳さえあればできるスープです。お試しください。

さつま芋をダイスに切って、水にさらした後、

original1339 ひたひたの水で柔らかくなるまで茹でます。

水からゆでると甘さが引き立つそうです。 色でおわかりでしょ? これは ”人参芋 ”  味も香りもニンジンでしたけど、どんな種類を使ってもOK。

original1340       original1341

ハンドミキサーで滑らかなピュレ状にして、牛乳を加えて温めます。 塩で味を調えて、出来上がり!

もう少し、なめらかにしたほうが良かったかな? パセリやコショウでアクセントをつけます。

お正月明けのサツマイモが、いちばん、甘味とねっとり感が味わえるそうですよ。

あまり好物ではなかったお芋さん、だいぶ親しくなってきました。

展示会レポート

「トルコの伝統的刺繍とオヤ」&「ビーズの縁飾り」展に行ってきました。

場所は女子美・杉並キャンバス1号館1階のギャラリー。

学校っていいですね。若い頃には感じられなかった、聖域のような空間にわくわくします。

original1334

奥に見えるブルーの壁に向かって進むと、会場の ”ガレリア ニケ”

original1332

ここが入り口です。

さて、中の盛況ぶりは  ”ビーズの縁飾り研究会” におまかせすることにしましょう。

おしゃれで写真が美しいCRKdesingのブログ

トルコのお話も興味深い、ビーズの縁飾りの西田碧さんのブログ

『情熱が持てる仕事をするって、幸せ!』と思えるようなお仲間です。

original1336

パリのカフェ? と間違えそうな中庭のテラス席から見えるのは、

original1331

勝利の女神『ニケ』の像。ガレリアニケの由来がここにありそうです。

original1335

学食に続く石畳。レンガの並べ方までアートしていますね。

あらっ、私って、何をレポートしているの?

明日の日曜は休館ですが、一週間開催しています。ぜひ、お出かけください。

今朝の庭から

一ヶ月前の真夏の暑さがうそのようです。

朝晩の寒さに、早くも、フリースを着ています。

この季節のハーブの花は?というと、意外と彩り豊か。

original1328

パイナップルセージ、チェリーセージの赤。アメジストセージ、ラベンダーの紫。マリーゴールドのオレンジ、黄色。と、情熱的。 カラミンサのピンクや白い花を加えてアレンジしてみました。

original1327

かすみ草のはかなげな姿が、晩秋を感じますね。

original1324

ルッコラも、花を咲かせて「挿し芽をしてください」のサインを出しています。

original1329   original1330

さっき、エルの散歩で、いただいた二十日大根です。ミニチュアサイズがなんとも可愛いい。

おかげで、朝のサラダは、二十日大根とルッコラのコラボ。

ラディッシュみたいなやさしい味を、梅ドレッシングでいただきました。

庭からの贈り物。。

早起きは三文の徳ですね。

 

布ぞうりレッスン

夏からのお約束で、先週は setsukoさんに ”布ぞうりの作り方” を教えていただきました。

昔はこんな道具で草履を作っていたんですね。

original1325

これ↑は、亡くなった叔父が愛用していたもので、一度使ってみたいと思っていました。

そんな方々が我が家に集まって、

kさんは古いゆかた地で、Fさんはの昔の布団布で、R子さんはお孫さんと一緒に手染め布で、チャレンジしました。

フックに8mm幅のビニールロープを掛けて、そこに裂いた布を編み込んでいきます。6mm幅のビニールロープを芯にして編むのがコツとか。。

はじめは笑い声があったのに、だんだんと夢中に。。。し~んとなって4時間。

用意してくださった布で鼻緒を作り、裏に通して出来上がり!  ただし、片方ね。

「もう片方も、忘れないうちに編んでくださいねー。」と、先生。

せかされたように、、今日は頑張りました~。

original1326

完成です↑↑ 元気が出そうですね。ちなみに、裂いた布は使わなくなったK子さんのハワイのフラ衣装。

こうして、いらなくなった布を使うので、”エコぞうり”とも呼ぶそうです。

original1323

そうそう、

朝、食用菊をいただきました!

黄色に元気がもらえる日って、あるんですねぇ。

お答えします。

「テレビ見ました〜」  思わぬ方から思わぬ質問をいただきます。

ぬいぐるみも染まるんですか?(大きく映っていましたものねぇ)

original1319

いいえ(笑)別珍と呼ぶコットンを、庭のローズゼラニュームで染めて、愛犬 エルに見立てて手作りしたものです。胴体と耳が色違いになっていますでしょう?   媒染をかえることで得られる2色です。番組ではびわの葉茶で媒染方法を紹介しました。

original1317

アナウンサーがしていた↑スカーフお似合いでしたね。巨峰の皮で染めました。3房分くらいの皮と酢酸水を加えてミキサーにかけ、できたジュースの中に2時間くらい浸しおくと染まります。色がうつろい易いのが難点ですが、、毎年染めたくなります。

リポーターの菅野さんがまとっていたスカーフはウール。秋らしく、ワイルドストロベリーの葉を鉄媒染して、ピンクがかった茶色にしてみました。

さて、

original1318

これは↑↑赤ワインの色。 なんと、8年前 NHK  ”おしゃれ工房” で 紹介したシルクオーガンジーのスカーフ。染め色が私に合わせるかのように移ろってくれるので、ずっと愛用しています。  今回は、西田碧さんから習ったビーズの縁飾りをつけて再登場。

むずかしそうな染めですが、小豆でお赤飯を炊いたり、クチナシの実で栗きんとんを色付けしたり、パエリアを作るときはサフランを入れて、と、知らず知らずに皆さんも染めをしています。

黒豆を煮るのに古くぎを入れると真っ黒に仕上がるのは、釘の鉄分のおかげですし、赤かぶがピンクに染まるのはお酢の力。これってまさしく媒染です。

そう考えると、キッチンにいることが、ますます楽しくなってしまうのです。

NHK 知っとくカルチャー

17日(水) NHK『こんにちは いっと6けん』” 知っとくカルチャー ”

” 気軽に楽しむキッチン染め ”は、オンエア直後から「やってみたい」と、たくさんの声がいただけて、うれしい放送日になりました。

実際は・・・

original1315

玉ねぎの皮で染めた卵の殻を、ボンドでモザイク模様につけていくシーンや

original1316

葉っぱを型紙にして、フェルトを裁断するシーンなど、丁寧なプロセス撮影もしています。

朝9時から始めて、私のインビューで終わる頃は、夜9時を過ぎていました。

その膨大な映像をあんなにわかり易く、しかも13分にまとめるって、リポーターの菅野真美恵さん、すごいです!

本番のスタジオでも、熱意あるお話が盛り上がり15分間に延長。  みている私達も充実した気持ちになりました。

番組中の染め方や手順。そして放送されなかった写真がみられます。NHK『こんにちはいっと6けん』“知っとくカルチャー” 『さらに詳しい内容へ』をクリックして。お楽しみください。

1 50 51 52 53 54 66