ず〜っと持っていたい本

私のレッスンを受けられた方なら、ご存知ですよね。

『着物のふるさと・染め織り巡り』グラフィック社

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南の島の海晒し。雪国の雪晒し。など、自然と暮らしが結びついた染めと織りを、10年の歳月をかけてまとめたもので、関わった方々の素敵な熱意によって出来た本です。

大切に受け継がれている日本中の手仕事と着物の知識を、余すところなく紹介してくれる、宝石のような一冊。

中には、クロバー(株)の手作りマガジン『ビアンフェ』のシリーズでご一緒させていただいた作家さんも登場していて。。。とうてい追いつけない技術の私は、大滝さんの美しい写真を眺めては、古くて新しい「日本の美」に憧れています。

先日、ビーズの縁飾りでおなじみの西田碧せんせが、ブログで紹介していたので・・・私もおすすめします。

昨年暮れからはじまった西田碧さんの楽しいブログ。 CRKdesignのホームページからリンクしてご覧いただけます。そこで、ず〜っと持っていたい本にも、出会えるかもしれませんよ。

心も潤すジンジャーティー

今日は節分。 鬼は〜外! 福は〜内! 夜空に豆まきをして、福を招きました。

大豆を年の数だけ食べて、エルは13個。私は、うふっ○○個。大変な数で言えませ〜ん。ジンジャーティーでも入れて、毎日少しずつですね、、、

その、自家製のジンジャーティー。なかなか評判がいいので、紹介しますね。

私がおすすめするくらいですから、簡単です。

市販の紅茶に、乾燥したショウガとレモングラスをお好きなように混ぜるだけ。

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自分で育てたレモングラスは可愛いので、たくさん使いがちですが、抑えましょう。ショウガが多い方が、ジンジャーティーらしくなります。

沸騰したてのお湯を注いで、いつもの紅茶の入れ方で・・・

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さあ、どうぞ! 濃いめにいれてミルクティーにしてもGood!!

なんとな〜く、のどが楽になって、ぽかぽかしてきたでしょう? 心もほっこり。

ショウガの力ですね。

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使い切れないショウガは、干しておくと、ちょっとした料理に使えて便利です。

お天気続きで、異常乾燥の今だからこそ、を楽しみましょう。

みかんの皮で、キッチンマジック

寒い日が続くと、ストーブのそばが居心地よくて、煮込み料理が次々。

柔らかな炎の暖かさに、気持ち良さそうに寝息をたてるエル。私は、といえば、年初めに精錬したスカーフを少しづつ染めています。

今日は、乾かしながら貯めておいた、みかんの皮をたっぷり(スカーフの重さの4倍量)と使って・・・

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みかんの香りの癒しの染めです。

<染め方>

1、スカーフが泳ぐ位の量(約3L)の水で、みかんの皮を煮て染め液を作ります。

コトコト煮込んで、家中がみかんの香りで満たされた頃。火からおろして皮を取り出します。

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2、手が入れられる位にさめた染め液に、濡らした白いスカーフ3枚(3色分)を入れてなじませ、火にかけます。

3、手を入れて、熱い!と感じる温度になったら火を止め、写真のように時々混ぜながら、冷めるまで待ちましょう。

麻や綿素材は、ここで沸騰させて煮込みます。シルクは浸しておくだけでよく染まります。

4、水に少量の媒染剤を溶かして、媒染液を作ります(今回は3種類)

その中に、洗ったスカーフを10〜15分浸しておくと・・・あ〜らっ、不思議!

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薄茶色に染まったはずのスカーフが、銅媒染液の中で、こんな若草色に!

あとは、すすぎ洗いして、軽く脱水。

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4の要領で、鉄媒染すると左上の淡茶色。みょうばん媒染で下のクリーム色。

一度に三色のスカーフが完成〜♪  魔法のようでしょ?

干して乾かすと、さらにやさしい色。。。

『キッチン染めを楽しむ12か月』では、アラン編みのセーターをリメイクしています。ウールは媒染も沸騰させないと染まりませんので、ぜひ、参考に。

みかんの皮。袋に入れてお風呂に浮かべると、立派な入浴剤になりますよ。体が芯まで温まってお肌つるつる。捨てる前にこれもお試しあれ!

パワースポット

ここ二宮は暖かいのでしょうね、日だまりに梅が咲いています。

エルが長い散歩をしなくなってから、あまり歩かなくなった夫と私。

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『二人でも歩きましょうよ!』と、久しぶりに近くの吾妻山公園へ。

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森の精が住んでいるような、ひっそりとした段々坂。けっこう息切れが、、

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ふ〜〜っ。海が広がる頂上で〜す。

ビデオカメラなら伊豆半島、富士山、丹沢の山々が連なる360度の美しい眺めがご覧いただけるのに。。。

元旦にここで初日を迎える人々も多いんですよ。 真っ暗な水平線から、ゆっくりと辺りを照らしながら昇る初日の出は、神々しくて感動します。

初日が昇って、一面オレンジ色の光に包まれた時、奇跡が!!

大勢の人の中、

ポ〜ンと肩をたたかれて、、、驚いて、振り向くと、

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ひぇ〜っ!CRKdesignのCさん! ど、どっ、どうして東京の人がこんな田舎に?? 2年前のお話よ。

実は、3冊目の本のデザインはCさんに、と密かに夢をいだいていた私。その方が目の前にいるんですよ〜。不思議!奇跡としか言いようがありません!

菜の花のおかげで、感激の元旦でした。

その2ヶ月後。見事!『キッチン染めを楽しむ12ヶ月』のプレゼンが通過・・・そして、同じ場所に立つ、今の私。。。

ここは私のパワースポットかもしれません。2年ぶりに登ってそう思いました! だって・・・

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今度は、かれこれ30年前に私達の結婚式で立会人になってくれた友人。Mご夫妻とばったり! お二人揃っては、なんと20年ぶり。

なんで?どうして? 感動のあまり聞いてしまいましたけど、、、菜の花がみごろと知って、誘われるままドライブしたそうな(町の観光協会、頑張ってますね)わざわざ綱島からです。

きっと、この水仙の香る散歩道に、2組のカップルを歩かせてみたかったのでしょうね。昔のバージンロードのように。。

神様のうれしい悪戯? それとも、縁結びの神様?

仕事初め

新しい年が始まって、あっという間に10日が過ぎた昨日は祭日。

成人式のおめでたい日にあやかって初仕事。

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シルク・ストールをぬるま湯に浸して、付着物を洗い落す(精錬)作業です。

20枚もあるといかにも職人風ですね。

でも、どんなものでも染める前に、この下準備をしておくと、染め上がりがぜんぜん違いますよ。

乾かしておくといつでも染められますしね。

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このまま白いほうが『白寿のお祝い』にふさわしいような気がしますけど・・・・20色のご依頼です。 友人のお母さまの99歳のお誕生日は5月。

さぁ〜て、それまでに記念に残る美しいスカーフに染め上げなくては!と、希望にみちた仕事初めでした。

Happy! New Year

新年あけまして、おめでとうございます。

暮れの慌ただしさから、静けさへ。

元旦の朝は、何もかも新鮮な気持ちになりますね。

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良い一年でありますように。そして、雪のように幸せが降り積もりますように!

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我が家では、暮れに親戚中が集まってわいわいついた不揃いのお餅で、お正月を迎えています。

クリスマス風景

この季節はコンサートや小さな集まりがあって、風邪薬を飲みながらでしたけど・・・クリスマス気分は充分でした。

昨日は、生まれ育った横浜で学生時代からの友達とおしゃべりランチ。

の、つもりが・・・すっかり日暮れて、光の世界にびっくり!

バンクーバーにこの風も似てる〜〜っ。と、寒さも家族も忘れて、はしゃぎまくる元・女学生。

クリスマス・イブのイブということもあって、『夜遊び』は自分へのプレゼント。

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住んでいた頃の港の風景。ベイブリッジは健在。

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訪れる度にビルがふえて、『みなとみらい』は未知の街に・・・

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クリスマス・マーケットでにぎわう、赤レンガ倉庫前の広場。

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ママさん一人でデコレーションした、ルナしゃん家のクリスマス・イルミネーション。

今日は世界中が、一晩中キラキラ輝いていることでしょう。

Merry  Christmas  to  you!

Happy!! Birthday

気がつくと、12月がもう半分に。

クリスマスを迎える雰囲気が大好きで、今はCDもクリスマス音楽に変えて、気持ちだけは乙女しています。

今年は窓辺にホワイトクリスマスをイメージしました。

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今日は、エルの13歳の誕生日。

我が家に来たときは、3ヶ月の赤ちゃん。安らかな寝顔が天使のようで、クリスマスカードにしようと、写真ばかり撮っていましたっけ・・・

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ジャ〜ン♪ バースディープレゼントは、ハーネス!

『なんで着るの〜』と本人は言ってますけど、散歩の時に首より胴をリードする方が、歩きやすいかしら?と思ってね。

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裏がキルティング地になっていて、ふかふかでやさしい肌触り。

おまけに、南仏の香り漂う、ソレイアード・プリントですよ〜。おっしゃれ〜〜。

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これ、ルナママさんのお手製なんです。隅っこで心配そうに見ているのがルナちゃん2歳半。いつもママの手作りグッツで、見るからにお嬢さま風。

エルもルナちゃんに憧れて作ってもらいました。

それでもおじさん風かなぁ・・・でも、かけがいのない一人娘。というか、私達の守り神。

『ず〜っと一緒よ』と言いながら暮らしていると、約束を守ろうと頑張ってくれるみたい。

りんごの薄いタルト

散歩の道も秋色に染まり、実りの季節もたけなわですね。

山梨のりんごの木のオーナーになっている犬友。Yさんご夫妻から今年も収穫のお裾分けが・・・『ふつつかな娘達ですが、』のお言葉に、思わずにっこりしてしまいました。

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さっそくタルトにして、休日のティータイムをしました。

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甘酢っぱいりんごとシナモンの香りが絶妙のコンビ。三温糖をパラパラするだけのソフトな甘さに、アンコール続出!!

りんごを煮なくてすむので簡単です。 ぜひお試しください。

*4人分のレシピ  (頑張って2人で食べてもいいのよ)

1、皮をむいたりんご1〜1個半を、スライスしてレモンの絞り汁をふっておく。

2、市販のパイシート1枚をオーブンペーパーの上でめん棒で伸ばし、端を折り込  み、その中にりんごを並べます。上から溶かしバター10g(あれば無塩)をかけて、180℃にセットしたオーブンへ。

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6〜7分焼いたら、三温糖10g(適当でいいの)を散らします。

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再びオーブンに戻して15〜18分くらい、色よく焼きます。シナモンパウダーをふりかけて、フーフーしながら焼きたてをどうぞ!  冷めてもおいしいですよ。

よく訪れていたフランス料理の研究家・たみ子さんの山荘。はらはらと落ち葉が舞う日だまりのテラスで、こんなタルトとアーモンドティーで、時を忘れておしゃべりしていたわね〜。と、遠い昔をなつかしく思ったり、年とともにレシピが私流になってしまった反省も少し・・・

チャレンジ違い??

『柿渋染め』にチャレンジしてくださ〜い。と、先日、美しく色づいた渋柿をいただきました。

せつかくですが、タンニンが多い青柿でないと柿渋はとれませんし、発酵に年月がかかりますので・・・

ごめんなさ〜い。『干し柿』にして食べちゃいました、、、

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風通しのよい軒下に干して2週間。

適当に柔らかくて、おいし〜〜い!お砂糖では出せない極上の甘みに感激でした。

ドライにするだけで特別な味になるんですねぇ。今度は切り干し大根にチャレンジしてみようかしら? 柚子を巻いて、お正月用の針はり大根も・・・

ちょっと脱線しましたけど、健康茶として飲んでいる『柿の葉茶』も柿渋色に染まりますよ。著書の「秋のキッチン染め」のページを参考に、ぜひチャレンジしてみてください。

『柿渋染め』は、いつかチャレンジしてみたいと思います。

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