大根の花

大地震から一週間。日を増すごとに痛手の重さを感じます。

元気な私たちは、前向きに、ひたすら今を頑張るしかないのでしょう。

大根を水に挿しておいたら新芽が出ました!と、2月のブログでお伝えした、あの大根も頑張っています。

あれ以来、中心からトウが立つて、そして、いつのまにか根の部分がだめになって(水を変えるのを忘れてたのが失敗でした)、トウだけに。

トウは、トウだけになっても水からぐんぐん背丈を伸ばして・・・

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こんなにも可愛い花が。

薄紫の花を期待してましたけど、、、きっと、栄養不足ね。

葉なしで売られていた普通の大根。とっくに食べてしまった根っこの『ど根性さん』ぶりに大感激して、 今日は庭の花たちと記念撮影♪

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寒い中、やっと咲いた健気な花たち。

大根の花が、いちばん誇らしげに見えるのは、私だけかしら?

東北関東大震災

3月11日の昼下がりに襲った大地震。怖かったですね。

海に近い我が家を案じて、苦心してメールや電話をくださった方々、どうもありがとうございました。

自然の恐ろしさを目の当たりにすると、無事であった喜びもさることながら、みんなの暖かい心配や思いやりの言葉が、とても、とてもうれしく思いました。   人間って弱いけど、心があるから素晴しいのね。

これからは、被災した方々のご苦労が少しでも軽くなるよう、心を傾けていきましょう。

染め上がりました!

3月の幕開けというのに、、冬が戻ってきたように寒いですね。

なので、見た目だけでも温まるホット・ニュース?? ご覧ください。

年の初めに精錬したシルクのストール。先週、染め上がりました。

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レモンバーム・ローズマリー・カモミールなど、庭のハーブのアースカラー。

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上3枚は西洋茜の根。下3枚はログウッドの幹の染め色。庭では手に入れられないこんな色たちも含めて20枚。 どんな方がまとってくれるのかしら?

葉や茎、花だけでなく、根や幹でも染まるのね。と、植物の力に気づいてくれるとうれしく思います。

小さな春

季節の変わり目なのねぇ。と、ひしひしと感じます。

風が冷たく心まで凍ってしまいそうな曇りや雨の日。かと思うと、暖かな日差しが救世主のようにすべてをゆる〜り、春の気配。

お日さまの力ってありがたいですね。見てみて!

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大根の葉元を捨てないで、コップに挿して置いたら、ぐぐっと新芽が・・・勇気が湧いてくる気がしませんか?

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いつもより暖かい朝日に、思わずほほ笑む、ふきのとう。

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枯れ草の中。ひっそりと踊るように咲いていた小さな花たち。

少しずつ目覚めていく命をみつけて、静かな感動を味わった一日でした。

もうすぐ桃の節句。ひな祭りですね。 お雛さまは飾りましたか? 私はこれから。

雪あがり

3連休のはじめ、めずらしく関東地方にも積雪のニュースが。

二宮は暖かいので雪は降らないのよ。な〜んて言っていましたけど。うそ~。

今朝。カーテンを開けると、白いベールにつつまれた静かな家々の屋根・・・とても幻想的でした。

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わくわくして外に飛び出すと、車が冷凍に! これ屋根を撮ったつもり。。。

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水たまりも、氷のアート。

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でも、またたく間に消えて・・・雨上がりでなくて、雪上がり?

ゆっく〜り歩くエルと、光る海へ。

今日は、お仲間とうれしいデート。って言うか、10歳の年の差は大きくて、遊びを見学。

それでも、みんなの元気をもらって、幸せに満ちたエルでした。

ず〜っと持っていたい本

私のレッスンを受けられた方なら、ご存知ですよね。

『着物のふるさと・染め織り巡り』グラフィック社

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南の島の海晒し。雪国の雪晒し。など、自然と暮らしが結びついた染めと織りを、10年の歳月をかけてまとめたもので、関わった方々の素敵な熱意によって出来た本です。

大切に受け継がれている日本中の手仕事と着物の知識を、余すところなく紹介してくれる、宝石のような一冊。

中には、クロバー(株)の手作りマガジン『ビアンフェ』のシリーズでご一緒させていただいた作家さんも登場していて。。。とうてい追いつけない技術の私は、大滝さんの美しい写真を眺めては、古くて新しい「日本の美」に憧れています。

先日、ビーズの縁飾りでおなじみの西田碧せんせが、ブログで紹介していたので・・・私もおすすめします。

昨年暮れからはじまった西田碧さんの楽しいブログ。 CRKdesignのホームページからリンクしてご覧いただけます。そこで、ず〜っと持っていたい本にも、出会えるかもしれませんよ。

心も潤すジンジャーティー

今日は節分。 鬼は〜外! 福は〜内! 夜空に豆まきをして、福を招きました。

大豆を年の数だけ食べて、エルは13個。私は、うふっ○○個。大変な数で言えませ〜ん。ジンジャーティーでも入れて、毎日少しずつですね、、、

その、自家製のジンジャーティー。なかなか評判がいいので、紹介しますね。

私がおすすめするくらいですから、簡単です。

市販の紅茶に、乾燥したショウガとレモングラスをお好きなように混ぜるだけ。

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自分で育てたレモングラスは可愛いので、たくさん使いがちですが、抑えましょう。ショウガが多い方が、ジンジャーティーらしくなります。

沸騰したてのお湯を注いで、いつもの紅茶の入れ方で・・・

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さあ、どうぞ! 濃いめにいれてミルクティーにしてもGood!!

なんとな〜く、のどが楽になって、ぽかぽかしてきたでしょう? 心もほっこり。

ショウガの力ですね。

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使い切れないショウガは、干しておくと、ちょっとした料理に使えて便利です。

お天気続きで、異常乾燥の今だからこそ、を楽しみましょう。

みかんの皮で、キッチンマジック

寒い日が続くと、ストーブのそばが居心地よくて、煮込み料理が次々。

柔らかな炎の暖かさに、気持ち良さそうに寝息をたてるエル。私は、といえば、年初めに精錬したスカーフを少しづつ染めています。

今日は、乾かしながら貯めておいた、みかんの皮をたっぷり(スカーフの重さの4倍量)と使って・・・

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みかんの香りの癒しの染めです。

<染め方>

1、スカーフが泳ぐ位の量(約3L)の水で、みかんの皮を煮て染め液を作ります。

コトコト煮込んで、家中がみかんの香りで満たされた頃。火からおろして皮を取り出します。

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2、手が入れられる位にさめた染め液に、濡らした白いスカーフ3枚(3色分)を入れてなじませ、火にかけます。

3、手を入れて、熱い!と感じる温度になったら火を止め、写真のように時々混ぜながら、冷めるまで待ちましょう。

麻や綿素材は、ここで沸騰させて煮込みます。シルクは浸しておくだけでよく染まります。

4、水に少量の媒染剤を溶かして、媒染液を作ります(今回は3種類)

その中に、洗ったスカーフを10〜15分浸しておくと・・・あ〜らっ、不思議!

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薄茶色に染まったはずのスカーフが、銅媒染液の中で、こんな若草色に!

あとは、すすぎ洗いして、軽く脱水。

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4の要領で、鉄媒染すると左上の淡茶色。みょうばん媒染で下のクリーム色。

一度に三色のスカーフが完成〜♪  魔法のようでしょ?

干して乾かすと、さらにやさしい色。。。

『キッチン染めを楽しむ12か月』では、アラン編みのセーターをリメイクしています。ウールは媒染も沸騰させないと染まりませんので、ぜひ、参考に。

みかんの皮。袋に入れてお風呂に浮かべると、立派な入浴剤になりますよ。体が芯まで温まってお肌つるつる。捨てる前にこれもお試しあれ!

パワースポット

ここ二宮は暖かいのでしょうね、日だまりに梅が咲いています。

エルが長い散歩をしなくなってから、あまり歩かなくなった夫と私。

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『二人でも歩きましょうよ!』と、久しぶりに近くの吾妻山公園へ。

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森の精が住んでいるような、ひっそりとした段々坂。けっこう息切れが、、

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ふ〜〜っ。海が広がる頂上で〜す。

ビデオカメラなら伊豆半島、富士山、丹沢の山々が連なる360度の美しい眺めがご覧いただけるのに。。。

元旦にここで初日を迎える人々も多いんですよ。 真っ暗な水平線から、ゆっくりと辺りを照らしながら昇る初日の出は、神々しくて感動します。

初日が昇って、一面オレンジ色の光に包まれた時、奇跡が!!

大勢の人の中、

ポ〜ンと肩をたたかれて、、、驚いて、振り向くと、

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ひぇ〜っ!CRKdesignのCさん! ど、どっ、どうして東京の人がこんな田舎に?? 2年前のお話よ。

実は、3冊目の本のデザインはCさんに、と密かに夢をいだいていた私。その方が目の前にいるんですよ〜。不思議!奇跡としか言いようがありません!

菜の花のおかげで、感激の元旦でした。

その2ヶ月後。見事!『キッチン染めを楽しむ12ヶ月』のプレゼンが通過・・・そして、同じ場所に立つ、今の私。。。

ここは私のパワースポットかもしれません。2年ぶりに登ってそう思いました! だって・・・

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今度は、かれこれ30年前に私達の結婚式で立会人になってくれた友人。Mご夫妻とばったり! お二人揃っては、なんと20年ぶり。

なんで?どうして? 感動のあまり聞いてしまいましたけど、、、菜の花がみごろと知って、誘われるままドライブしたそうな(町の観光協会、頑張ってますね)わざわざ綱島からです。

きっと、この水仙の香る散歩道に、2組のカップルを歩かせてみたかったのでしょうね。昔のバージンロードのように。。

神様のうれしい悪戯? それとも、縁結びの神様?

仕事初め

新しい年が始まって、あっという間に10日が過ぎた昨日は祭日。

成人式のおめでたい日にあやかって初仕事。

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シルク・ストールをぬるま湯に浸して、付着物を洗い落す(精錬)作業です。

20枚もあるといかにも職人風ですね。

でも、どんなものでも染める前に、この下準備をしておくと、染め上がりがぜんぜん違いますよ。

乾かしておくといつでも染められますしね。

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このまま白いほうが『白寿のお祝い』にふさわしいような気がしますけど・・・・20色のご依頼です。 友人のお母さまの99歳のお誕生日は5月。

さぁ〜て、それまでに記念に残る美しいスカーフに染め上げなくては!と、希望にみちた仕事初めでした。

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